1位指名競合 キャプテンベガ(ベガ03) 牡 (栗)松田博 | |
対決厩舎 | バブ vs トップカン vs 台北の種馬 で競合! → 勝ったのは バブ厩舎 |
前評判 | 今年の人気馬は、この馬とアグネスサージャンとオンファイアの3頭だと思われます。仕方ないですね、ダービー馬の全弟なのですから。面白いのが、ダービー馬となった全兄といずれも厩舎が違うこと。馬主が違うことなど理由はあるのでしょうが・・・。 |
対比馬 | トップカン厩舎
のハズレ1位指名は
テューダーローズ
牡
(栗)橋口
薔薇一族は毎年走りますからね。昨年も全兄ローゼンクロイツが重賞制覇。トライアル血統という烙印(?)も押されていますが、トライアルでも重賞を勝てば1位として十分な働きです。 台北の種馬 のハズレ1位指名は パルジファル 牡 (美)萩原 この牝系も走りますね。全兄のフサイチゼノン、アグネスゴールドはPOG期間中にも活躍しましたし。上位で消える一頭では間違いないでしょう。 |
結果 | 皐月賞[13着]には出走したので、人気No.1の面目躍如ですね。対する2頭は1勝と未出走ですから、競合勝ちしただけのことはあるのですが、この人気にしては不完全燃焼の感は否めません。 |
1位指名競合 アグネスサージャン 牡 (栗)藤岡健 | |
対決厩舎 | セッキーキング vs オカピーファルコン で競合! → 勝ったのは セッキーキング厩舎 |
前評判 | こちらもダービー馬アグネスフライトの全弟ですが、もしかしたらあの皐月賞馬アグネスタキオンの全弟といったほうが名の通りがいいのかも知れません。その上2頭とは厩舎が異なっていますが、馬主に見初められてのことですから、余計な詮索はやめましょう。 |
対比馬 | オカピーファルコン厩舎
のハズレ1位指名は
キングアーサー(クイーンモード03)
牡
(美)藤澤和
昨期、期待を裏切った藤澤和厩舎ですが、やはりSS牡馬ならば人気になって当然。デビューが遅くなりそうという情報もありますが、元々この厩舎はじっくり系なので、特に心配はいらないでしょう。 |
結果 | 暮れの阪神でデビュー勝ちしたまでは良かったのですが、骨折で春を棒に振ってしまいました。順調ならば...という言葉がぴったりでした。対してやはり藤澤和、デビューが遅かったです。相変わらずリスクがある厩舎ですね。 |
3位指名競合 ナスカ 牝 (栗)佐々木晶 | |
対決厩舎 | トップカン vs オカピーファルコン で競合! → 勝ったのは トップカン厩舎 |
前評判 | スペシャルウィーク産駒でダービー2着馬インティライミの下、今年はSSに替わってます。これが牡馬なら、ドラ1級の扱いをうけてもおかしくないところ。しかも母アンデスレディーはクズを出さない牝系、まともならクラシック戦線に顔を出してきそうです。 |
対比馬 | オカピーファルコン厩舎
のハズレ3位指名は
フサイチジャンク(セトフローリアンII03)
牡
(栗)池江寿
3位まで残ってしまった3億3,000万円馬。某TV番組でも取り上げられているこの馬、動向に関しては逐一、耳に入ってきそうです。とは言え、セレクトセール高馬がなぜこの順位まで残っているのか。フサイチオーナーの胡散臭さなのか、新規開業厩舎への不安なのか・・・。これでダービーまでとってしまったら、関口房朗氏の馬主運はまだまだ残っている、ということですね。 |
結果 | ナスカが早々に繁殖入りしてしまったのは残念でした。そして、対するフサイチジャンクは大活躍、4戦4勝で皐月賞へ駒を進めたときは、春2冠を覚悟したものでしたが...皐月賞3着、ダービー11着と不完全燃焼で終わりました。ただこの勝負、後者の圧勝ということで。 |
4位指名競合 サードストリーム 牡 (栗)橋口 | |
対決厩舎 | セッキーキング vs バブ で競合! → 勝ったのは セッキーキング厩舎 |
前評判 | ブランド化している橋口厩舎で、今年のSS牡馬はこの馬と1位指名で消えたテューダーローズのみ。上の*アグネスデキシイがダート短距離馬という印象が強かったためか、どうせマイラーだろうということでこの順位まで残っていたのでしょう。とは言え育成は順調らしいので、早い時期にうまく活躍してくれることでしょう。 |
対比馬 | バブ厩舎
のハズレ4位指名は
ダンツフェザント
牡
(栗)山内
今年のヤマダステーブルはどのPOG本でも触れられてませんでした。取材拒否でもしたのでしょうか? そのせいか、こういった山内馬がどの育成場で鍛えられているのか不明ですが、この馬はおそらくヤマダステーブルなのでしょう。そういった意味で人気はありませんでしたが、速攻系の代表格として、早い時期に稼いでくれることでしょう。 |
結果 | サードストリームは橋口SSの地雷でした。なんでもかんでも食いついてもダメ、という見本でした、反省。未勝利に終わったとはいえ、9戦もしてくれたので楽しめたことは楽しめたのですが。対するダンツフェザントは夏デビューしたものの惨敗でそれっきり。最近の山内はイマイチ(オヤジギャグ?)という声もちらほら聞こえてきそうです。 |
11位指名競合 マルカシェンク 牡 (栗)瀬戸口 | |
対決厩舎 | バブ vs オギキセキ vs トップカン vs オカピーファルコン で競合! → 勝ったのは バブ厩舎 |
前評判 | この馬、第2回目のドラフト(秋開催)で競合しました。 で、そのドラフトに出席できたのが、6名中の4名なのですが...(台北の種馬氏は、台北からのリアルタイムメール参加、セッキーキング氏はドラフト不参加のため後ほどリスト送付にて指名)。 その4名全員がこのマルカシェンクを第2回ドラフトの一発目で指名したわけです。 秋競馬の阪神芝2,000mでのデビュー、評判がものすごい、ということであれば誰しも飛びつきたくなる馬ですね。 皆、素直にSS牡馬の大物候補をゲットしたかったというわけです。 |
対比馬 | オギキセキ厩舎
のハズレ11位指名は
シルバートレイン
牝
(栗)瀬戸口
同じ瀬戸口厩舎を狙ってきました。 デビューのメドが立っているようですし、こちらも有力な一頭でしょう。 トップカン厩舎 のハズレ11位指名は ディープウイング 牡 (栗)山内 こちらも2回札幌デビューですし、山内ですので、早めに確実に稼いでくれるでしょう。 オカピーファルコン厩舎 のハズレ11位指名は ウインレジェンド 牡 (栗)瀬戸口 「瀬戸口のSS牡馬」つながりを選択したようです。 引退間近というのに、瀬戸口厩舎は衰えを知らないですね。 |
結果 | いやー、これほどまでに素直に活躍すると、かえって申し訳ない気がしてしまいます...。秋にG2含む3連勝したときは全部持っていく勢いでしたが、骨折でその勢いが失せ、ダービー前に復活するもののこちらも不完全燃焼でした。それでもダービーで4着入るあたり、素質の一端を見せてくれました。重ね重ね、故障が痛かった。対する3頭は、ウインレジェンドが短距離で3勝しましたが、競合馬ほどの活躍はできませんでした。 |
12位指名競合 マイネルスケルツィ 牡 (美)稲葉 | |
対決厩舎 | バブ vs オカピーファルコン で競合! → 勝ったのは バブ厩舎 |
前評判 | 第2回ドラフトは3頭だけの指名ですが、2頭目の競合でした。 マイネルの評判馬というベタな要素ですが、昨年はレコルトが2歳チャンプになったように、そこそこの結果を出していますので。 |
対比馬 | オカピーファルコン厩舎
のハズレ12位指名は
フェラーリワン
牡
(美)藤澤和
美浦の名門厩舎の、SS牡馬に行きました。 秋デビューと噂される一頭で、兄に*ゼンノエルシド。 大爆発する可能性を秘めてます。 |
結果 | いやー、こちらも思い通りの活躍で。ニュージーランドTを1番人気で勝ったときは、NHKマイルCももらったと思いましたが...G1の壁は厚く、結局二桁着順の10着でしたが、申し分ない活躍だったことには違いないです。対するフェラーリワンは4戦0勝、次は勝つ次は勝つと思っていたら、POG期間が終了してしまいました。母が高齢だったのが、マイナス要素だったのでしょうか。 それにしてもバブはこの2つの競合勝ちで、結果的に優勝できました。クジさまさまです。(^^; |
ギーニョ 牝 (栗)池江郎 | |
指名厩舎 | オギキセキ厩舎 2位指名 |
つながり | 台北の種馬厩舎 全兄のサイレントディールなど |
前評判 | 毎年大人気の金子真人SS馬ですが、今年はセレクトセール組のSS馬がいなかったため、この馬がトップ人気になるのでしょう。これが牡馬だったら、1位競合クラス。牝馬のためか、2位で強奪ということになりました。産地馬体検査を受けたのですから、至極順調なのでしょう。 |
結果 | この馬が未勝利ですか...POGってわからないものです。 |
ウイングビート 牡 (栗)安田隆 | |
指名厩舎 | オギキセキ厩舎 8位指名 |
つながり | セッキーキング厩舎 母のエルフィンフェザー |
前評判 | 母は8年前に指名されていた馬。その間、産駒は一切指名されず。しかも、この牝系はオギキセキ氏もモノポライザー等で手を染めているだけに、他人血統という意識はあまりなかったのでしょう。で、肝心の前評判は・・・すいません、ノーチェックだったため、不明です。産地馬体検査を受けていたようなので、兎にも角にも順調、と。 |
結果 | 1勝でした。夏の早い時期に勝ち上がったのでもう少し見所があっても良かったのですが、順調に使い込めなかったようです。 |
フサイチシャナオー(シアトルデライター03) 牡 (栗)山内 | |
指名厩舎 | オギキセキ厩舎 9位指名 |
つながり | トップカン厩舎 半姉のニューグランジ |
前評判 | フサイチ馬ですね。山内厩舎との組み合わせが異色というか、馴染みが薄いというか、違和感があるというか。どう転ぶかが見当つきませんが、セレクトセール高馬ということもあって各種媒体には取り上げられていたようです。 |
結果 | 1勝は挙げたのでハズレではないのですが、もうちょっと活躍しても良かったような。デビューが4月だったので、それが誤算だったのかと。 |
テューダーローズ 牡 (栗)橋口 | |
指名厩舎 | トップカン厩舎 1位指名 |
つながり | バブ厩舎 全兄のローゼンクロイツなど |
前評判 | 「安定勢力のローザネイ一族ですから。で、いつものSS産駒+橋口厩舎、間違いないでしょう」 ← これ、昨年、バブが他人血統を強奪して取ったローゼンクロイツへのコメント。うん、間違いなかったです。今年も間違いないでしょう。 |
結果 | 1勝でしたか。この一族にしては中型だったのが逆にマズかったのでしょうか。きっかけさえあれば、上昇していきそうですが。 |
↑台北の種馬氏は過去にバースデイローズを指名していたため、自分血統の欄に移動します |
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エアマグダラ 牝 (美)伊藤正 | |
指名厩舎 | 台北の種馬厩舎 5位指名 |
つながり | バブ厩舎 全兄のエアシェイディ |
前評判 | この牝系は伊藤雄に入ったほうがいいのか伊藤正に入ったほうがいいのか判断が迷うところですが、昨年の全姉エアメサイアがオークスで2着に入ったところを見ると、武豊オプションの確率が高い伊藤雄のほうがいいのでしょうか? いやいや、やはり母も管理した伊藤正のほうがいいのでしょうか? 事実、エアシェイディはクラシックに乗りかけましたし・・・。厩舎論はいいとして、当馬の評判はと言うと・・・やはり牝馬のためか、それほど極端に騒がれていたという印象はありません。 |
結果 | んー、未勝利。この結果を見ると、やはり厩舎の差というものを考える必要があるかもしれません。 |
キングアーサー(クイーンモード03) 牡 (美)藤澤和 | |
指名厩舎 | オカピーファルコン厩舎 1位指名 |
つながり | オギキセキ厩舎 半姉の*シーキングマイラブ |
前評判 | そう言えば上は外国産馬でしたね。去年の持込馬のときも指名しようとリストアップしましたが、他人血統であることとデビュー時期が見えなかったことで指名を断念した記憶があります。SS牡馬の今年が勝負なのでしょうが、やはりデビュー時期は遅くなりそうな雰囲気。厩舎ともども、そのもどかしさに耐えられるのならダービーの時期に花咲くかも。 |
結果 | ダービーの時期に...デビューしました。遅かったです。 |
ヴァンクール(グレースアドマイヤ03) 牡 (栗)音無 | |
指名厩舎 | オカピーファルコン厩舎 2位指名 |
つながり | 台北の種馬厩舎 全兄のリンカーンなど |
前評判 | 今年は牡馬に出た母グレースアドマイヤ。安定勢力だし、今年も評価は上々。まともならクラシック戦線に顔を出してきそうです。 |
結果 | 未出走でした。順調ならば、と思わせる血統なので、残念です。 |
マンハッタンセレブ 牝 (栗)大久保龍 | |
指名厩舎 | セッキーキング厩舎 5位指名 |
つながり | バブ厩舎 全兄のニューヨークカフェなど |
前評判 | 今年はなぜか小島太でない母サトルチェンジ。それがプラスなのかマイナスなのか評価が分かれるところですが、問題は晩成気味の血統、というのが判断材料のすべてになるのでしょう。今年は早めの始動が聞かれますし、有力な一頭でしょう。 |
結果 | 早めの始動、のはずだったのですが、結局未出走。というか、故障で繁殖入り。仔に期待しましょう。 |
フレンチアイドル 牝 (栗)北橋 | |
指名厩舎 | セッキーキング厩舎 9位指名 |
つながり | 明王厩舎 母のスティンガーなど |
前評判 | スティンガーの子供が走る時代になりましたか。競走馬は数年後に仔が走るだけにPOGとして成り立ちますが、他の公営ギャンブルではドラマ性がないぶん、成立しないでしょうね。なーんてPOG一般論はともかく、この馬の評判はと言うと、正直全然把握してません。血統的にはフレンチデピュティ×SS牝馬でチェックはしてましたが・・・。来年定年の北橋厩舎ですし、最後に一旗あげてくれるかもしれません。 |
結果 | いやー、4戦いずれも豪快な負けっぷり。ここまで極端ならばあきらめもつくのでしょう。 |
オンファイア 牡 (美)藤澤和 | |
指名厩舎 | オギキセキ厩舎 1位指名 |
つながり | 全兄のディープインパクトなど |
前評判 | 昨年、ディープインパクトのときのコメントは・・・「今年はまだ小柄らしいということと、さすがに2年連続はないとの読みか、去年ほどヒートアップした争奪戦はなかったようで」・・・5位指名まで残っていたのですから、このコメントは皆の総意だったはず。POG的には、競合したブラックタイドのリベンジでディープインパクトを強奪したといのが面白いシナリオだったのでしょうが・・・ドラマを一つ産む機会を逃してしまい残念でした・・・。今年は馬主や厩舎が替わりましたが、むしろ早めの始動もあるくらいの順調さなので、3匹目のドジョウがいるかもしれません。 |
結果 | 東スポ杯で、後のG1馬2頭に続く3着に入ったまでは良かったのですが...骨折という不運に見舞われました。無事ならばかなり活躍したことでしょう。 |
キャプテンベガ(ベガ03) 牡 (栗)松田博 | |
指名厩舎 | バブ厩舎 1位指名 |
つながり | 全兄のアドマイヤベガなど |
前評判 | 産地馬体検査は受けず、しかも馬主が今までのアドマイヤにあらず、人気が落ちるファクターはあったはずですが・・・。むしろそれが様々な憶測を呼び、しかもそれがプラス要素の話として出てきたためか、どのグループでも競合していたことでしょう。 |
結果 | 2勝して、若葉Sで2着に入り、皐月賞に出走したのですが...期待ハズレ感があるのは、その期待がハンパでなかった証拠でしょうか。 |
アンドレルノートル(アンブロジン03) 牝 (栗)池江郎 | |
指名厩舎 | バブ厩舎 7位指名 |
つながり | 全兄のグレイトジャーニー |
前評判 | ノースヒルズMの馬は、大山ヒルズに移動している順調組は多くの媒体に取り上げられて人気になりますが、北海道のノースヒルズに残っている組はさほど騒がれない傾向があるようです。当馬はG1馬の下になりますが、ちょっと順調さを欠いていたためか、まだ大山ヒルズに移動できてないようです。血統的裏づけや厩舎的にも文句なしなので、マイラーとして出ても牝馬なら問題なしでしょう。 |
結果 | 体質が弱かったようで、デビューが遅くなりました。さすがに勝ち上がったものの、期待通りの活躍とは言えなかったです。 |
フェリーク 牝 (栗)橋口 | |
指名厩舎 | バブ厩舎 8位指名 |
つながり | 全兄のアドマイヤビッグ |
前評判 | 橋口SS産駒の中で唯一、人気がありませんでした。やはりキャロットCということや、さほど順調でないことが原因でしょうか。キャロットは今春のオークス1・3着でその不安を払拭しましたし、デビューも秋を予定しているのですから、さほど問題ないと判断しましたが。厩舎のブランド力を信じます。 |
結果 | 厩舎のブランド力でなんとか1勝をもぎ取りました。それでヨシとしましょう。 |
アドマイヤダーリン 牡 (栗)友道 | |
指名厩舎 | トップカン厩舎 5位指名 |
つながり | 全兄のグランロワイヤル |
前評判 | アドマイヤのセレクトセール組。厩舎は橋田でなく友道ですが、新進気鋭なので、さほど不安材料ではないでしょう。グランロワイヤルがイマイチな成績だったのが気がかりですが、ちょっと歯車が狂っただけのことなのでしょう。 |
結果 | 芝のデビュー勝ちの次、ダートの特別戦?個人的にはちょっと不可解な使われ方ですが、結局2勝目は挙げられず、でした。 |
ツィンクルワンダー 牡 (栗)橋口 | |
指名厩舎 | トップカン厩舎 6位指名 |
つながり | 半兄のペールギュントなど |
前評判 | おなじみ橋口厩舎血統。今年は父がグラスワンダーに替わりましたが、相変わらず始動が早いとのこと。POG的においしい活躍をしてくれそうです。 |
結果 | いやー、早々に競走能力喪失、とは。がっくりさん1号でしたね。ホント、がっくり。 |
パルジファル 牡 (美)萩原 | |
指名厩舎 | 台北の種馬厩舎 1位指名 |
つながり | 半姉のバースデイローズ |
前評判 | 安定勢力の母エリザベスローズ。SS産駒なら安心なのでしょうが、今年は馬主がまたまた替わり、厩舎も美浦へ。西高東低の昨今、不安材料はこのくらいか。 |
結果 | 何度か入厩の声を聞いたのですが、結局未出走。やはり美浦(厩舎)が...とは思いたくないですが。 |
バーニングレッド 牝 (栗)松田博 | |
指名厩舎 | 台北の種馬厩舎 2位指名 |
つながり | 半姉のホワイトペッパー |
前評判 | 今年は松田博厩舎に人気が集まり、また、アグネスタキオン初年度産駒ということで当馬も色々と騒がれてました。ホワイトペッパーも評判でしたが、不運な骨折もあり1勝止まり。順調ならば化ける可能性のある牝系なのでしょう。 |
結果 | こちらも不運でしたね。屈腱炎とは。1勝止まりです。 |
ギュリル 牡 (栗)池江郎 | |
指名厩舎 | 台北の種馬厩舎 3位指名 |
つながり | 全兄のステイゴールドなど |
前評判 | 毎年騒がれる母ゴールデンサッシュですが、ステイゴールド以来のSS牡馬ということもあり、今年もソコソコ人気があったようです。その間の産駒がイマイチなので人気がソコソコ止まりなのですが、厩舎は相変わらず良いですし、プロフィール的には文句なしです。 |
結果 | こちらも骨折で未勝利。やはり無事是名馬、ですね。 |
フサイチリシャール(フサイチエアデール03) 牡 (栗)松田国 | |
指名厩舎 | 台北の種馬厩舎 4位指名 |
つながり | 半姉のライラプス |
前評判 | 姉を過去に指名していてしかも父が自分血統の*クロフネなら、バリバリの自分血統と言えます。本当の馬主にもドラマがあったようで、セレクトセールで父*クロフネの金子真人氏と母フサイチエアデールの関口房朗氏でバトルがあったとかなかったとか・・・。結局後者になりましたが、注目血統であることは間違いなし。厩舎も父母共に管理した松田国ですし、様々な視点で注目が集まる馬です。 |
結果 | 2歳チャンプはお見事でした。春G1は入着程度だったので不完全燃焼でしたが、これだけ稼げば文句なしでしょう。 |
キャスケードブーケ 牝 (栗)藤岡健 | |
指名厩舎 | 台北の種馬厩舎 6位指名 |
つながり | 半兄のダイワメジャーなど |
前評判 | なんだかんだ言ってもクラシック馬の下ですから、注目されないほうがおかしいというもの。ただ、流浪の血統らしく、今年も厩舎はこの血統には馴染みなし。新しい一面を引き出してくれることでしょう。父も売り出し中のスペシャルウィークに替わったことですし。 |
結果 | 未勝利ですか。SS産でないと、波が激しいですね。 |
ヤマニンプレアデス 牡 (栗)浅見 | |
指名厩舎 | 台北の種馬厩舎 7位指名 |
つながり | 全兄のヤマニンセラフィムなど |
前評判 | 安定勢力の母ヤマニンパラダイスですが、今年はすでに入厩済ということからも、さらに注目度が上がったようなイメージです。順調ならば2歳戦線をかき回してもおかしくない存在になるかと。 |
結果 | 函館デビューまでは良かったのですが、勝ち上がったのは暮れの未勝利戦。その後も見所なく、結局1勝。ちょっと勢いが失われつつあります。 |
シャドウストリーム(ケイウーマン03) 牝 (栗)森 | |
指名厩舎 | オカピーファルコン厩舎 4位指名 |
つながり | 全兄のマチカネキララ |
前評判 | マチカネキララも順調ならばクラシックで暴れていたはず。今年もデビュー時期だけが不安材料ですね。厩舎はおそらく藤澤和でしょうし(←森厩舎でした、スイマセン)、まずは厩舎の馬房競争に勝つことが第一のハードルです。 |
結果 | 未勝利でした。森厩舎、やはり一時の勢いがないような気が。 |
ミスティックリバー(ホワイトウォーターアフェア03) 牝 (栗)森 | |
指名厩舎 | オカピーファルコン厩舎 6位指名 |
つながり | 全兄のスウィフトカレントなど |
前評判 | 森厩舎は、POG的に一時の勢いが感じられません。数年前はブランド化しつつあったのですが・・・。当馬は牝馬ということもありさほど注目されてなかった印象です。 |
結果 | 長距離でうまく勝ちあがれましたが。 |
ネヴァカグラ(エイブルカグラ03) 牝 (栗)伊藤雄 | |
指名厩舎 | オカピーファルコン厩舎 9位指名 |
つながり | 半姉のアスクコマンダー |
前評判 | 正直言って、アグネスタキオン産駒はほぼノーマークだったため、どの程度騒がれていたのかは不明ですが・・・。この牝系で伊藤雄なら、仕上げ方も熟知しているはず。順調ならば、怖い一頭になることでしょう。 |
結果 | 未出走でした。順調でなかったようですね。 |
ビッグカポネ(ロンドンブリッジ03) 牡 (栗)中尾正 | |
指名厩舎 | オカピーファルコン厩舎 10位指名 |
つながり | 全兄のビッグプラネットなど |
前評判 | 昨年のビッグプラネットもさほど騒がれていたと記憶してませんが、やはり半姉ダイワエルシエーロの恩恵を受けたために指名しておいて正解、となりました。今年もほぼ同じような状況ですね。何気に、有力牝系の一つに育っていくのでしょうか。 |
結果 | 10戦もして、1勝はして、最後の500万平場も連続2着。楽しめたことでしょう。 |
アグネスサージャン 牡 (栗)藤岡健 | |
指名厩舎 | セッキーキング厩舎 1位指名 |
つながり | 全兄のアグネスフライト |
前評判 | これは詳しい説明を必要としないでしょう。ダービー馬・皐月賞の全弟ですから。唯一の不安材料が厩舎だと思われますが、あくまで「藤岡健が良いか悪いか」ではなく「兄と違う」のが論点だと思われます。この馬を指名しなかった人は「厩舎が違うから」なーんてことで、自分を納得させていることでしょう。 |
結果 | 1戦1勝。未完の大器、ですね。骨折がなく、順調ならば...と悔やまれる一頭です。 |
フラムドパシオン 牡 (栗)角居 | |
指名厩舎 | セッキーキング厩舎 6位指名 |
つながり | 母のカーリーパッション |
前評判 | デビュー間近だったためか、やたらと人気になっていた記憶があります。厩舎もオークス1・3着馬の管理厩舎で、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのある新進気鋭とくれば、穴人気するのも納得です。 |
結果 | UAEダービーに出走してしまうとは、恐れ入りました。結果は3着でしたが、世界が相手ですから立派です。もしかして、とてつもなく強いのかも。 |
レーヌヴェルト 牝 (栗)池江郎 | |
指名厩舎 | セッキーキング厩舎 10位指名 |
つながり | 半兄のヴェルデマーレ |
前評判 | 例の母グリーンポーラですね。ヴェルデマーレの時、どうしてあそこまで人気になったのか今となっては懐かしいというか不思議というか、この牝系のポテンシャルに無限の期待をしていたのでしょう。年々人気が落ちていく印象ですが、産駒は堅実に走っているため、いつか大化けしてもおかしくないでしょう。 |
結果 | 2戦0勝で、早々に繁殖入りしました。 |