'00/'01 POGのみどころ

第1回ドラフトを再現した ドラフト実録 もあります。
第2回ドラフトを再現した 第2回ドラフト実録 もね!



  1. 競合馬の活躍ぶり
    今年のドラフトでは、前評判からしてヴェルデマーレアドマイヤセレクトが抜けた人気になっていることでしょう。 個人的には指名が分散して競合なしになるかな、と思っていましたが...。 甘かったですね。 大甘です。

    1位指名競合 ヴェルデマーレ ()池江
    対決厩舎 セッキーキング vs バブ vs オカピーテイオー vs 赤羽の種馬 vs オギキセキ の5人で競合! → 勝ったのは セッキーキング厩舎
    前評判 半姉の持込ケープリズバーン、半姉のフジキセキ産駒リビングデイライツと来て、待ってましたのSS牡馬。 社台RHで1億円。 池江厩舎。 産地馬体検査で評判。 すでに馬名決定。 早ければ札幌デビューが噂される。 どれをとってもプラス要素しか出てこない馬。
    対比馬 バブ厩舎 のハズレ1位指名は エンドイットダーリン98(フィールドサンデー) 牝 ()山内
    こちらも北海道デビューが噂される山内厩舎の大物SS。
    オカピーテイオー厩舎 のハズレ1位指名は アグネスフローラ98(アグネスタキオン) ()長浜
    前年のダービー馬アグネスフライトの全弟。 過去、兄のアグネスセブンオーを持っていたこともあったが、昨年は見限って痛い目に。 今年はリベンジと、競合負けの腹いせに嫌がらせ気味の指名か? ちなみにドラフトの2日後に発売されたGallopでは社台F関係者の 「兄よりいい」 という頼もしいコメントが載ってました。 ひょっとして2年連続か?
    赤羽の種馬厩舎 のハズレ1位指名は Fiery Summer98 ()山本
    去年大ブレイクしたSouthern Halo産駒で、海外3歳トレーニングセールでも好時計で走り高額購入。 マル外の目玉的存在。 が。 しかし。 ↓のドラフト実録でも触れてますが・・・残念な結果になってます。

    ということで数日後、代替馬 タックスシェルター 牝 ()鶴留 が認められました。
    オギキセキ厩舎 のハズレ1位指名は スターバレリーナ98(スパルタクス) ()長浜
    初仔の半姉グランパドドゥ(フジキセキ産駒)はオークスでも好走。 そして今年がSS牡馬で、パターンとしてはヴェルデマーレと酷似。 早めに出るか出ないかの差だけか。
    結果 ヴェルデマーレは1勝で終わりました。 あのヒートぶりは何だったのでしょう? 1年経って振り返ると笑えますね。 対比馬では、半ばやけっぱちで指名したアグネスフローラ98(アグネスタキオン)が皐月賞を制してます。 その他の馬も1勝は挙げており、少なくともヴェルデマーレに負けてはいません。 外して良かった、ということですね。(^_^;)
    2位指名競合 Bold Windy98(*ストロングウィドウ) 牝 ()松田国
    対決厩舎 セッキーキング vs オギキセキ → 勝ったのはまたまた セッキーキング厩舎
    前評判 海外3歳トレーニングセール購入馬。 Seeking the Gold産駒で牝馬に実績のある松田国厩舎。 マル外牝馬でいうとこの馬が目玉か。
    対比馬 オギキセキ厩舎 のハズレ2位指名は オクトニア98 (美)藤澤和
    ウインRC高額募集馬で、同じくSeeking the Gold産駒の持込。 今年からクラシックにも力を入れる藤澤和でも期待の一頭と噂されていた。
    結果 1勝と未出走。 わずかにBold Windy98(*ストロングウィドウ)の勝利ですね。
    6位指名競合 ステラマドリッド98(ダイヤモンドビコー) 牝 (美)藤澤和
    対決厩舎 赤羽の種馬 vs オギキセキ → 勝ったのは 赤羽の種馬厩舎
    これで オギキセキ厩舎 は抽選3連敗。(^_^;)
    前評判 当歳セレクトセールで牝馬ながら超高額で購入。 ゼンノにアレルギーがなければ上位で消える一頭。
    対比馬 オギキセキ厩舎 のハズレ6位指名は Shelbiana98(*ロードチャガー) ()伊藤雄
    ロードHC高額募集馬で、精虫が少なくて産駒が貴重なLureの仔。 今年は例年にも増して凄いラインナップの伊藤雄でも期待の一頭と噂されていた。
    結果 ステラマドリッド98(ダイヤモンドビコー)は3勝しました。 お見事。 対するShelbiana98(*ロードチャガー)は未勝利。 明暗がはっきりわかれてます。
    11位指名競合 *エイシンスタンリー ()野元
    対決厩舎 バブ vs オギキセキ → 勝ったのは バブ厩舎
    これで オギキセキ厩舎 は抽選4連敗。(^_^;)
    前評判 第2回ドラフト直前に次回阪神開催デビューの目玉として話題になっていました。
    対比馬 オギキセキ厩舎 のハズレ11位指名は Dream Touch98(*スルーザワールド) (美)藤澤和
    クローバー賞をレコード勝ちしたウインラディウスよりも上という師のコメントがあったとかなかったとか・・・。 この厩舎お得意の10月東京デビューのようですし、即戦力としてこちらも期待大。
    結果 共に1勝でした。 どちらを指名していても、結果は同じです。(^^;



  2. 他人血統激走か?
    去年はダービー馬が出た 「他人血統」 なので、奪い合いが激しくなるのでしょうか?

    アスクコマンダー 牝 ()伊藤雄
    指名厩舎 オカピーテイオー厩舎 3位指名
    つながり セッキーキング厩舎 母のエイブルカグラ
    前評判 幻の桜花賞馬の初仔で、今年は再ブレイクしそうな伊藤雄。 人気先行は否めないが、それだけにどうしても欲しければ上位で指名するしかないでしょう。 それにしても母が他人血統だった馬を指名しちゃうというケースも出てくるのですね。
    結果 忘れな草賞(OP)を勝っちゃいました。 しかし、オカピーテイオー厩舎はセッキーキング血統を獲って大正解ですね。(^_^;)
    バブルプロスペクター98(ウインシュナイト) (美)藤澤和
    指名厩舎 オカピーテイオー厩舎 12位指名
    つながり セッキーキング厩舎 姉のマニックサンデー
    前評判 今年は本家(?)藤澤和に戻った、バブル一族。 8月入厩というし、お決まりの10月東京デビューで王道路線を歩むことでしょう。
    結果 未勝利ですか。 やはり藤澤和は難しい…。
    メディアウォーズ 牝 (美)松山
    指名厩舎 オカピーテイオー厩舎 13位指名
    つながり バブ厩舎 姉のシーズアチャンス
    バブ厩舎 兄のチーフキャスター
    赤羽の種馬厩舎 兄のメガヒット
    前評判 第2回ドラフト時には馬名が決まっていたし、デビューの目処は立っている・・・くらいかな?
    結果 こちらも未勝利。 そろそろ見限る血統ですね。
    トリプルワウ98(フサイチオーレ) ()森
    指名厩舎 オギキセキ厩舎 3位指名
    つながり セッキーキング厩舎 兄のアサクサキーマン
    前評判 セレクトセール高額馬だから評判に挙がらないわけがない。 オギキセキ氏は、参加していない時点の他人の持ち馬だから他人血統という認識はなかったと思われますが。
    結果 1勝とは言え、デビュー戦は圧巻。 無事ならばもっと稼げたでしょう。 惜しい。
    バレークイーン98(ボーンキング) ()松田国
    指名厩舎 明王厩舎 1位指名
    つながり 北京の種馬厩舎 (現 赤羽の種馬厩舎) 姉のグレースアドマイヤ、および、フサイチミニヨン
    そして、H.S.厩舎 (現 セッキーキング厩舎) 兄のミラクルアドマイヤ
    最後にオギキセキ厩舎 兄のネオクラシック
    前評判 こちらもセレクトセール高額馬だから評判に挙がらないわけがない。 フサイチだが田原じゃなくて松田国だけに逆に期待できるのでしょうか?
    結果 こちら、大当たり。 5名の1位競合をすり抜けての単独指名、お見事でした。
    プラチナキャスト 牝 ()伊藤雄
    指名厩舎 明王厩舎 4位指名
    つながり オギキセキ厩舎 母のプライムステージ
    前評判 母はオギキセキ氏とオカピーテイオー氏で1位競合したらしいです。 その両氏ではなくて第3者が初仔を持っていくとは面白いですね。 ハ行を発症したというのが指名を敬遠させたのでしょうが、3歳夏前時点のことなので大丈夫でしょう。
    結果 早々に繁殖入り。 伊藤雄も難しい…。



  3. 自分血統でハズシか?
    POGの醍醐味と言えば、やっぱ、自分の思い入れのある馬(血統)を応援することですよね。

    センターキュリオス ()伊藤雄
    指名厩舎 セッキーキング厩舎 3位指名
    つながり 母のセンターライジング
    前評判 何やら伊藤雄の中ではむしろNo.1クラスの扱い。 母を持っていた人も多いでしょうし、きっとどこでも上位で消えているのでは。
    結果 結局、1勝ですか。 素質はあるのでしょうが…。
    オレンジブロッサム 牝 ()伊藤雄
    指名厩舎 セッキーキング厩舎 6位指名
    つながり 兄のダイワサイレンス
    前評判 またまたの伊藤雄ですが、この牝系ではメローフルーツ以来でしょうか。 北海道デビューも噂されているし、思い入れのある人はとるでしょう。
    結果 早々と挙げた1勝まで。 見限る血統第2弾、ということで。
    アイリッシュダンス98(アグネスシラヌイ) ()白井
    指名厩舎 セッキーキング厩舎 11位指名
    つながり 兄のアイリッシュソング
    前評判 今年は藤澤和に替わった 「母アイリッシュダンス」。 去年のアイリッシュソングは人気ほど走らなかったが、今度は厩舎的にも期待できるでしょう。
    結果 POG期間終盤になってようやく入厩したと思ったら白井厩舎へ転厩してました。 なぜでしょう?
    アイドリームドアドリーム98(エアラグーン) 牝 (美)伊藤正
    指名厩舎 バブ厩舎 4位指名
    つながり 兄のエアシャカール
    前評判 エアシャカールは武豊のお手馬だったからあそこまで活躍できんだよね。 今年はユタカがいないし、森→伊藤正だし、遅生まれになっているしで、昨年よりプラスになる材料はないでしょう。 半分、義務で指名した人も多いのでは。 これが誤算になればいいのですが・・・。
    結果 1勝ですか。 悪い予感が当たってしまいました。 1勝ならよしとするか。
    アグネスフローラ98(アグネスタキオン) ()長浜
    指名厩舎 オカピーテイオー厩舎 1位指名
    つながり 姉のアグネスセブンオー
    前評判 この牝系って元々はオカピーテイオー氏が手をつけたんだけど、去年はセッキーキング氏が持っていってダービー馬アグネスフライトですか。 最下位指名だから誰も文句は言えないんだけど。 こういう時って自分血統でもあって他人血統でもあるんですよね。
    結果 皐月賞制覇! 今期、最大のみどころですね。 ヤケになって指名しても、いいことはあるものです。(^_^;)
    ロジータ98(リブロードキャスト) ()山本
    指名厩舎 オカピーテイオー厩舎 4位指名
    つながり 兄のオースミサンデー
    前評判 ノースヒルズでもイチオシの馬の中に入っていることが多かったような。 堅実な母だし、間違いはないでしょう。 晩成気味でダート馬っぽいとこが懸念されていたが。
    結果 ダートで2勝は堅いと思っていたのですが…骨折で未勝利とは。
    アローム98(アマーレ) 牝 ()渡辺
    指名厩舎 オカピーテイオー厩舎 8位指名
    つながり 兄のヒダカプロテクター
    前評判 トニービンはノーチェックだったので...評判云々はわからんです。(^_^;)
    結果 最多出走にも届かず、10戦0勝でした。
    レース98(アドマイヤリッチ) 牝 ()作田
    指名厩舎 オカピーテイオー厩舎 9位指名
    つながり 兄のアドマイヤレース
    前評判 去年は凄い勢いで騒がれてたのに...今年は皆無でした。
    結果 出そうで出ないもどかしさ。 素質はあると思うのですが。 結局は1勝止まりです。
    シンコウラブリイ98(トレジャー) (美)藤澤和
    指名厩舎 オカピーテイオー厩舎 11位指名
    つながり 姉のレディミューズ
    前評判 毎度お馴染み 「母シンコウラブリイ」 です。 去年の活躍を見ているだけに、今年は人気沸騰だと思ったのですが・・・。 相変わらずデビューは遅いでしょうが。(^_^;)
    結果 2戦2勝でプリンシパルSに出走したときは東のダービー候補と騒がれましたが…。 うーむ、やはり藤澤和は難しい。
    タックスシェルター 牝 ()鶴留
    指名厩舎 赤羽の種馬厩舎 代替1位指名
    つながり 母のタックスヘイブン
    前評判 馬名決定しているくらい、かな?
    結果 人気薄でデビュー勝ち、その後も500万下で2着になるなど意外と活躍。 結局は1勝止まりでしたが。 おくやみの500Gのほうが得をしましたね。(^_^;)
    シャワーパーティー ()伊藤雄
    指名厩舎 赤羽の種馬厩舎 8位指名
    つながり 姉のレディフューチャー
    前評判 伊藤雄軍団の一頭として評判になってました。
    結果 2歳(旧3歳)時の3連勝はなんだったのでしょう? 挙げ句の果て、距離不安を囁かれてダービー断念、NHKマイルC出走。 うーむ、伊藤雄は難しい。
    ダイワルージュ 牝 (美)上原
    指名厩舎 赤羽の種馬厩舎 9位指名
    つながり 兄のスリリングサンデー
    前評判 伊藤雄→上原になってトーンダウンしてます。
    結果 こちらもお見事! 重賞制覇です。 この牝系を追い続けた人、本当にエラい!!!
    ベレロフォン (美)鈴木康
    指名厩舎 赤羽の種馬厩舎 11位指名
    つながり 姉のサマーベイブ
    前評判 毎年騒がれる 「母ダイナフェアリー」 だが、今年は父にBTを迎えいつになく評判。 札幌デビュー直前でのリタイアは残念だったが、まだまだクラシックには間に合うでしょう。
    結果 結局は未出走でした。
    プレッジマイワード 牝 ()沖
    指名厩舎 赤羽の種馬厩舎 12位指名
    つながり 兄のフェリシタル
    前評判 兄はあのキリン走法でお馴染み。 血統的に魅力あるし、年内にはデビューするでしょう。
    結果 1勝止まり。
    タックスペイヤーズフォリー98(メルヘンホーラー) 牝 ()長浜
    指名厩舎 赤羽の種馬厩舎 13位指名
    つながり 姉のタックスヘイブン
    前評判 所属厩舎ですら不明です(^^;。 セール購買者から推測すると飯田厩舎なのですが、とにもかくにも情報がないので元気なのかどうかすら・・・。
    結果 未出走。
    チョウカイキャロル98(チョウカイチャーム) 牝 (美)中野隆
    指名厩舎 明王厩舎 8位指名
    つながり 兄のチョウカイウエスト
    前評判 去年は重複までしたのに...。 デビューは遅いみたいだし。
    結果 こちらも未出走。
    マジックナイト98 牝 (美)藤澤和
    指名厩舎 明王厩舎 12位指名
    つながり 兄のエジード
    前評判 母は超名牝で、天下の藤澤和厩舎。 新進気鋭のクラブ・サウスニア所属。 デビュー時期は不明ですが、潜在能力は高そう。
    結果 またまた未出走。
    レガシーオブストレングス98(ブロンクス) (美)伊藤正
    指名厩舎 明王厩舎 13位指名
    つながり 姉のスティンガー
    前評判 この血統待望の牡馬。 厩舎が藤澤和なら文句ナシだったのでしょうが・・・。
    結果 未勝利。 やはり藤澤和でないのが災いしたか?



ドラフト実録!

このコーナーはドラフト(第1回、10頭/1人) の様子を再現したものです。

  1. ドラフト前 〜セッキーキング氏・ダービーオーナー&ぶっちぎり優勝おめでとう〜
    今年のドラフトはいつもの地域ではなく、S県の明王邸まで遠征。 海の幸がおいしい場所柄ということもあり、ひたすら食べて飲んでの1泊2日でした。 往路の車中では1週間前の7cm差ダービーで念願のダービーオーナーに輝いたセッキーキング氏への賞賛の声が多数。 その裏には、ぶっちぎり優勝確実な氏にたかろうという魂胆が見え隠れしていましたが・・・(^_^;)。
    夕飯を食べ始めた頃、ようやくオカピーテイオー氏が遅れて合流。 とりあえずお店では飲み食いに終始し、お楽しみのドラフトは明王邸で。

  2. 緊張の1位指名 〜あの馬って人気あるんだ〜
    まずは、バブから見た各人の指名予想を...

    このように6名が分散すると予想したので、ヴェルデマーレはてっきり単独指名できる皮算用で臨みました。

    投票&開票
    投票結果は、 読み上げ人は○○の一つ覚えのようにヴェルデマーレを連呼。 史上初の5名競合。 何でこんな人気なんでしょ? 確かに1位級ではあるが、これほどまで重ならなくてもいいのに・・・。 理由を探したのですが、唯一挙げられることとして、仲間内でオークス予想しているときにオカピーテイオー氏が 「△リビングデイライツ、下(3歳)は人気になっているようなので」 と触れてしまったことでしょうか。 そのことが皆の深層心理に刻まれてしまったとか? (^_^;)
    それとともに、誰もアドマイヤセレクトへ来なかったことも不思議でした。 どーなってるの?
    火事場泥棒のようにさらっていった(^_^;)明王氏のバレークイーン98(ボーンキング)は、「母バレークイーン」 として4人目のオーナーです。 来年あたり、私バブが5人目のオーナーとして参戦しようかな? 当歳セレクトセール最高価格馬で金子真人氏が落札したなら、ありえるぞ(^_^;)。 来年はバレークイーン99が6名で競合したりして。

    それにしても今年は全部予想が外れてしまった・・・。 しかも3名分の3頭は全体でも指名されなかったんだよね。 不思議だ。 そこまで毛嫌いするほどの馬じゃないと思うが。 この3頭は第2回ドラフト後に馬名を明かすことにしましょう。 何なら私バブがかっさらいましょか? (^_^;)

    クジ
    アタリを引き当てたのはセッキーキング氏! おいおい、ぶっちぎり優勝確定なのにこの馬も持っていくのか? 場が一瞬にしていやーな雰囲気に包まれてしまいました。 来年からウェーバー制にしようかという意見が出たのもわかります、ハイ。

    なお、その後の追跡調査で驚愕の事実が判明。 なんとクジを引き当てたセッキーキング氏、ヴェルデマーレの一つ上の姉の馬名を言えませんでした。 2週間前のオークスにも出たのに。 正解は↑にも馬名が出ていますが、もちろんリビングデイライツ。 驚きはこれだけではありません。 所属厩舎も言えないというのです。 池江ですよ、池江。 これってかなり指名意欲をそそる要素なのに。 彼は一体何を根拠に、この馬の1位指名を決めたのか皆で首を傾げました。 ここまでくればもう何も驚きません。 母馬も言えませんでした。 グリーンポーラです。 トホホホホ・・・。 残り4名の想いがつまったヴェルデマーレをこれからは愛してあげてください。 それがせめてもの慰めです(^_^;)。 ま、そこまでの無欲さがクジを引いた要因になったのかもしれませんね。 皆さんもクジを引くときはくれぐれも目を血走ったりしないように。 無欲、無欲、無欲、です。

    ハズレ1位
    ハズレ1位も当然、投票します。 結果は、 私バブは、ヴェルデマーレを1位でとってこそ価値のある2位指名予定のSS牝馬エンドイットダーリン98(フィールドサンデー)を繰り上げ指名。 この馬が1位っていうイメージを抱いていなかったので、不自然極まりないです。 オギキセキ氏は半姉グランパドドゥも目を付けていたという経緯からスターバレリーナ98(スパルタクス)を。 フジキセキ→SS替わりはヴェルデマーレと同じですから期待していいのでは。 オカピーテイオー氏はアグネスフローラ98(アグネスタキオン)で来ました。 ダービー馬の下です。 しかも、姉を持っていたことがありました。 ヴェルデマーレの競合負け+持っていったのが昨年度優勝のセッキーキング氏というのがよほど悔しかったのか、半分嫌がらせでの指名でしょう(^_^;)。 赤羽の種馬氏は大物マル外Fiery Summer98ですか。 いつもは自分血統で固めるはずの同氏ですが、ドラフト前の 「今までとは傾向を変える」 という予告は本当でした。

    なお、ドラフトの3日後 「Fiery Summer98死亡」 の報が流れました。 PO暦3日ってのも記録的短さでしょう。 もしかして死亡していたのはもっと前で、死んじゃってた馬を指名していたってことも充分考えられるかな。 いずれにしても御冥福をお祈りします。 おくやみ500Gは皆からのささやかな香典です。

    →→→→→
    さらに数日後、新馬戦が始まる前の死亡発覚ということで 「特例」 の代替馬を認めようという話になりました。 入替1位指名馬は タックスシェルター です。

  3. 不可思議な2位指名 〜あの馬って人気ないの?〜
    さてさて、大変なことになりました。 目玉のもう一頭が1位指名の計6頭の中に入っていません。 ハズレ1位でも出なかったので、みんな考えすぎということはないでしょう。 じっくり考えて、出した結論が 「無印」 だったということ。 このまま時は過ぎていってしまうのでしょうか?
    その注目の馬、アドマイヤセレクトは結局赤羽の種馬氏が単独で指名。 ということは、他の5名はまったくとる気がなかったというのか。 いくら当歳時に骨折しているとはいえ、あれだけ騒がれている馬。 この馬が2位単独で指名出来るグループって...他にあるのでしょうか? これだけ嫌われた馬を指名した赤羽の種馬氏の 「これで走らなかったら恥ずかしいな」 という言葉にすべてが凝縮されている感じです。

    その他では、Bold Windy98(*ストロングウィドウ)が競合。 セッキーキングvsオギキセキでしたが、アタリを引いたのは再びセッキーキング氏。 これでクジ2連勝。 強い。 対するオギキセキ氏はクジ2連敗。 去年の第1回ドラフトで発揮した2戦2勝のゴッドハンドはどこへ行ったのやら・・・。

  4. 独走をストップさせたい3位指名 〜今度は嫌がらせじゃないよ〜
    そろそろドラフト1位級がいなくなっただけに、落ち着きを取り戻すかに見えたが・・・。 そうは問屋が卸さなかった。 アスクコマンダーをオカピーテイオー氏が強奪。 母のエイブルカグラはドラフト独走状態のセッキーキング氏が過去に持っていた馬。 幻の桜花賞馬と言われただけに、思い入れ度は相当強いはず...。 当のセッキーキング氏はもう一頭の思い入れ馬センターキュリオスを選んであえなく指名できず。 強行指名したオカピーテイオー氏は1位でもアグネスフローラ98(アグネスタキオン)を持っていったため、セッキーキング氏は 「3位で行くかー?」 とかなりの不快感を示したが、これもドラフト。 後に判明したが、オカピーテイオー氏のアスクコマンダー3位指名は前々から想定していたようだった。 今度は嫌がらせじゃない、ということです。 とは言っても少しきな臭さを残しつつ、次の指名に移る。

  5. ドキドキものの4位指名 〜もう自分血統という概念はなくなるのか?〜
    自分血統が他人に続々奪われていく今回のドラフト。 私バブはドキドキしながらアイドリームドアドリーム98(エアラグーン)を指名。 去年のエアシャカールは3位だっただけに、それより活躍するとは思えない妹は4位以下でないと指名できないという信念があったが、無事通過。 さすがにこの馬をとられると精神衛生上よくないもので。 その他では、ロジータ98(リブロードキャスト)がオカピーテイオー氏に持っていかれた。 上位指名必至の状況だったとは言え、あわよくば下位で...と描いていた幻想がもろくも崩れた瞬間だった。

  6. 休憩前の5位指名 〜即戦力に走るか・・・〜
    そろそろクラシック級の大物がなくなってきた頃。 多くの人は北海道デビューの大物に触手を伸ばしてきて、マイネルが2頭消えた。 私バブもプレミアTS最高値の即戦力マル外Mary's Spirit98(*モルフェデスペクタ)を指名しましたが・・・、てっきり山内厩舎だと思っていたら大江原厩舎でした(^_^;)。 魅力半減。 いや、もっとかな。 Gallopよー、2番目の高値だったStrait Lane98とごっちゃにしてるんじゃねーかー? ウソツキー!

    とりあえず半分が終了。 ちょっと落ち着きましょう。

  7. 不運は続く6位指名 〜3連続で・・・〜
    休憩中、各々が今までの指名馬を振り返る。 上位でかなりの波乱があっただけに、ラインナップ的な偏りも出てくるでしょう。 また、消えるはずの馬がまだ残っている可能性があるため、もう一度リストを見つめ直す・・・。

    休憩明けで再び競合が発生。 ステラマドリッド98(ダイヤモンドビコー)。 そう言えば、このセレクトセール高額取引馬が消えてなかったなー。 盲点をついたのは赤羽の種馬氏とオギキセキ氏。 結果は・・・オギキセキ氏の競合3連敗。 「これでプラスになったらスゴいよな」 と吐き捨てたオギキセキ氏には哀愁が漂っていた。 なお、同氏は2年越しの競合5連敗(不戦敗1を含む)です。

  8. ドラフト終了!
    今回のドラフト、なんだかグチャグチャしてました。 1位での5人競合にはじまり、オギキセキ氏のクジ3連敗や、自分血統があっちこっち分散したことなど。 一番の驚きだったのは、自分血統大好きの赤羽の種馬氏が変わってしまったこと。 今まではあれだけ固執していたポリシーを捨て、バブリーな方向に走ってます。 それと、指名してきた馬が種牡馬になって登場したため、「母系自分血統」 というよりは 「父系自分血統」 にもちょっと走ってます。

最後に、ドラフト後のアンケート結果を以下の表にまとめました。 色々な想いが交錯したこの馬たちと共に、1年間、歩んでいきます。 第2回ドラフトもいいドラマを見たいですね。


ドラフト終了後アンケート結果


 セッキーキング  バブ  オカピーテイオー  赤羽の種馬  オギキセキ  明王
自分の持ち馬で期待している1頭  ヴェルデマーレ
 1位指名
 ロッタレース98
 8位指名
 ロジータ98
 4位指名
 エリモファンタジー98
 4位指名
 スターバレリーナ98
 1位指名
 ヒシアマゾン98
 5位指名
まだツキはありましたね。走らなかったらカッコ悪い... 血統的に一番好き オースミサンデーの分まで頑張って欲しいです 来年はダンスインザダークの年だ! フジキセキからSSに替わって絶対走る。ダービーでヴェルデマーレを10馬身突き放すっちゅうねん マイル王を必ずGET!ダービーは興味なし
他人の持ち馬で獲り逃がした1頭  アスクコマンダー
 オカピーテイオー
 3位指名
 ロジータ98
 オカピーテイオー
 4位指名
 ヴェルデマーレ
 セッキーキング
 1位指名
 ヴェルデマーレ
 セッキーキング
 1位指名
 Bold Windy98
 セッキーキング
 2位指名
 マックスブライアン
 オギキセキ
 4位指名
3位でとられるとは...かなりショックでした ダートで3勝しそう。下位まで残っていれば... ヴェルディ(川崎)嫌いなので悔しくありません。でも5人で競合することはないよねー 5人の競合はないでしょ 抽選1/2で負けたのがむかつく。マジで腹立つ 皐月賞の前に稼がれそう
他人の持ち馬で恐い1頭  Fiery Summer98
 赤羽の種馬
 1位指名
 ヴェルデマーレ
 セッキーキング
 1位指名
 エンドイットダーリン98
 バブ
 1位指名
 バレークイーン98
 明王
 1位指名
 オギティファニー98
 明王
 3位指名
 ヴェルデマーレ
 セッキーキング
 1位指名
デビューすればですが...
注 : 「セッキーキングが呪ってるんじゃないか?」 オギキセキ談
5人競合で走らないわけない ヴェルデマーレじゃ面白くないので。昨年もバブはエアシャカールを取られ、今年はこの馬かな恐いのは 自分血統でもあるんで オギティファニー好きだった。良さげかなぁ... 5人も1位で競合するのだから走るでしょ、ヤッパリ。2001年北海道デビューになれ
総評 99点 90点 70点 50点 5点 90点
100点にしなければみんなに何言われるかわからないが、競馬は何があるかわかりません。でもマンゾク ドラ1をとれなかったから。痛すぎる ヴェルデマーレを取れなかったので、それだけで-30point 2位指名以下はモンク無し。でも1位で負けてはねぇ とりたい馬が全然とれなかった。っていうか抽選3連敗するか?ふざけんなーーー!! チョウカイウエストの下はたぶん走らないネ!またノド鳴り&骨折+トニービン終わってる
順位予想 1  セッキーキング  バブ  オカピーテイオー  赤羽の種馬  セッキーキング  明王
2  赤羽の種馬  オカピーテイオー  バブ  バブ  明王  バブ
3  バブ  セッキーキング  赤羽の種馬  明王  赤羽の種馬  オカピーテイオー
4  オカピーテイオー  赤羽の種馬  明王  オカピーテイオー  バブ  オギキセキ
5  オギキセキ  明王  オギキセキ  セッキーキング  オカピーテイオー  赤羽の種馬
6  明王  オギキセキ  セッキーキング  オギキセキ  オギキセキ  セッキーキング




ドラフト実録! (第2回ドラフト編)

このコーナーは、 2000年9月2日(土)に行われた ドラフト(第2回、3頭/1人) の様子を再現したものです。
残念ながら”セッキーキング氏”と”明王氏”が不参加でしたが、ネタバレあり、競合ありの楽しいドラフトでした。
  1. ドラフト前 〜ド・・・ドリ・・・〜
    話題はまず、現時点で登場した有力馬たちについて。 もちろんその中心はクラシック候補 ウインラディウス。 なんたって1戦0勝(新馬2着)の身でオープン特別・クローバー賞に挑戦し、レコード勝ちしてしまうのだから。 その勝ちっぷりも物凄い。 出遅れ気味のスタートもなんのその、3角-4角-直線の脚はまさにクラシック級。 来春まで確実に楽しめる一頭でしょう。
    そんな中、当馬のPOであるオカピーテイオー氏が翌日の500万下に出走する スペランツァ もやけに誉めていた。 このレースは確勝だろう、と。 確かにメンバーを見ても中央からの出走馬は他に1頭だけだなので2倍を切る単勝オッズだろうが、多頭数なので紛れもあるだろうに・・・。 なぜにそこまで言い切るかをよくよく推測してみると・・・、実は スペランツァ はクローバー賞の2着馬でした(^^;。 そう、愛馬 ウインラディウス が圧勝したレースで2着。 オカピーテイオー氏の真意は、スペランツァ を誉めつつもそれを子供扱いした ウインラディウス はもっともっと強いんだよ、と言いたかったのです(^_^;)。 さすが有力馬を抱える人は余裕だなーと思いつつ、かなりうらやましかったです。

    そんなこんなで舌も滑らかなオカピーテイオー氏。 話は意外な方向へ・・・。 「そう言えば、ウインラディウス よりも上とか言われている馬がいるんじゃなかったっけ?」 この発言に私バブとオギキセキ氏が激しく動揺(^^;。 やっぱり、みんな狙うところは一緒だんだよね。 その馬はもちろん、Dream Touch98(*スルーザワールド) のこと。 しかしその時点ではドラフト前、決して誰も馬名は口に出さない。 口には出さないが、どの馬を言っているのかは理解している。 面白い状況だ。 オギキセキ氏とオカピーテイオー氏は 「何位で行くの?」 といった “主語のない文章” で会話が成立。 2人は最終的に 「ド・・・」 「ドリ・・・」 といった短い語句で対象馬を確認していたそうですが(^^;。 私バブは12位指名(第2回ドラフトでは2位)を予定していたのですが、この時点で獲得を断念。 だって、11位指名は違う馬でいく予定ですから。

  2. 悪夢の11位指名 〜ネタバレしてたのに違う馬で重複〜
    まずは、バブから見た各人の指名予想を...

    このようにバブとオギキセキが競合と予想。

    投票&開票
    投票結果は、 バブが読み上げたのですが、初っ端に見たオギキセキ氏の指名馬を見て 「あちゃー、重複かよー、素直に Dream Touch98(*スルーザワールド) へ来てくれよー」 と愕然としましたが、自分の読み上げまで平静を装う。
    今回は3名中、2名が予想的中ということで、ちょっと満足、かな?(^_^;)。

    クジ
    アタリを引き当てたのはバブ! 私、アタリは久しぶりです。 たぶん、ロイヤルタッチ 以来かな?
    ハズレを引いたオギキセキ氏はこれで今期ドラフト4連敗。 悪魔がとりついているのでしょうか? 結局ハズレ11位は、クジ (オカピーテイオー氏作成) の 「残念でした。 Dream Touch98(*スルーザワールド) でも指名してください」 というコメント通り、例の馬を指名しました。

  3. ドラフト終了!
    その他の注目では、バブルプロスペクター98(ウインシュナイト) はオカピーテイオー氏が持っていったこと。 全姉 マニックサンデー はセッキーキング氏の持ち馬でしたが・・・。 第1回ドラフトで指名せず、第2回ドラフトも欠席ではとられても仕方ないでしょう。

    赤羽の種馬氏は全部自分血統で埋めました。 去年までのスタイルが戻りましたね。 第1回ドラフトではドライに徹した反動でしょうか。 デビューが延期になっている ベレロフォン も指名してくるとは驚き。

    オギキセキ氏は最後の指名で イソノキセキ と ピンクパピヨン [父サンデーサイレンス、母マリスターII、牝、(栗)音無] でかなり迷ってましたが、元PO馬フジキセキ産駒のよしみで前者を選択。 なお、捨てられた ピンクパピヨン は次週の阪神新馬で圧勝デビューを飾りました。 裏目ったかな?(^_^;)

以上、これにて今期ドラフトは終了。 今期絶好調の赤羽の種馬氏を追撃すべく、精鋭達を補充しました。 当の赤羽の種馬氏は 「今までの負け分を全部今年で返す」 「明日の小倉3歳S (ツルマルボーイ) と新潟3歳S (ダイワルージュ) の結果次第では、今年ビリの人の得点をすでに稼ぎ出せそうだぞ」 と息巻いています。 結果、ツルマルボーイ は負けましたが ダイワルージュ は見事重賞制覇。 背中がまたまた遠くに行ってしまいました(^_^;)。