'09/'10 POGのみどころ

第1回ドラフトを再現した ドラフト実録 もあります。



  1. 競合馬の活躍ぶり
    サンデーサイレンス産駒を失ってのPOGも慣れたもの。 新種牡馬も毎年そこそこ、活躍しますしね。


    1位指名競合 アドマイヤプリンス ()松田博
    対決厩舎 バブ vs トップカンで競合! → 勝ったのは バブ厩舎
    前評判 リーディングサイヤーとなり、No.1種牡馬の地位を築いているアグネスタキオン産駒。今年の産駒は、大爆発した初年度の様子を見てからの種付けだったので、繁殖牝馬の質が大幅にアップ。昨年の大コケとはならないはず。もちろんPOG向きの種牡馬でもあり、じゃぁどの馬が人気ありかというと...おそらくこのアドマイヤプリンスでしょう。育成しているノーザンファームでの評判が高く、活躍馬アドマイヤメインの弟。近藤利一氏には庭先取引だったようですが、ここまで騒がれれば高額馬と同等の評価をしても良いのでは。
    対比馬 トップカン厩舎 のハズレ1位指名は レーヴドリアン ()松田博
    くしくも同じ松田博師の管理馬ですね。外れのない母レーヴドスカーに、こちらも一巡して昨年から繁殖牝馬の質が上がっているスペシャルウィーク。「名繁殖牝馬にスペ」の組み合わせは、昨年のブエナビスタと同じ。順調にデビューとなれば、活躍してくることでしょう。
    結果 結果、はずれて正解、というところでしょうか。レーヴドリアンは見事、ダービー出走しましたし。しかし、後方一辺倒の脚質にヤキモキした感じですね。鞍上がもうちょっとどうにかならなかったか、という声も聞こえてきそうです。アドマイヤプリンスはデビュー勝ちまでは良かったのですが、2歳は尻すぼみな成績に。復帰した3歳で500万下を圧勝したので、素質は相当なものだったと考えています。
    2位指名競合 ダノンパッション ()池江郎
    対決厩舎 オカピーファルコン vs オギキセキ vs バブで競合! → 勝ったのは オカピーファルコン厩舎
    前評判 アグネスタキオン産駒で早期デビュー。今年がクラシック挑戦最後となる池江パパが送り出す牡馬の雄。調教も抜群だし、ウインドインハーヘア系なので、稼いでくれることでしょう。
    対比馬 オギキセキ厩舎 のハズレ2位指名は トゥザグローリー ()池江郎
    くしくもこちらも同じ池江パパの管理馬。550kg超の大型馬ですが、調整は至極順調。大物感抜群のようですし、今まで不遇だった母トゥザヴィクトリーもようやくここで活躍馬を出せることができるでしょうか。
    対比馬 バブ厩舎 のハズレ2位指名は ツルマルジュピター ()坂口則
    こちらも即戦力という意味ではいい対決となりそう。なにせ栗東坂路で4F=50.5秒という破格の時計を出すわけですから、この時期の2歳馬としては抜けているのでしょう。デビューは2週目の阪神芝1,400mと決定。ただし、昨年の同じプロフィル馬ツルマルジャパンが短距離馬と成り下がってしまい、オープン特別勝ちだけだったので、敬遠する向きもいるのでは。いつまで楽しめるのか、が、注目ですね。
    結果 こちらも、はずれて正解、でしょうか。トゥザグローリーはダービー出走を果たしました。ツルマルジュピターも3勝して重賞も入着しましたし。でも、ダノンパッションも骨折したとはいえ2勝+重賞入着ですから。高いレベルでの争いだった、という感じです。
    5位指名競合 サンリヴァル (美)堀
    対決厩舎 トップカン vs オギキセキで競合! → 勝ったのは トップカン厩舎
    前評判 2頭目のクラシック馬を輩出した母バレークイーン。高齢になりつつありますが、活力はまだまだ失われてません。で、父はスペシャルウィーク。まさにトレンドの「スペ+名繁殖牝馬」ですね。あとは関東の厩舎だからどうか、ですね。
    対比馬 オギキセキ厩舎 のハズレ5位指名は ドレスアフェアー ()橋口
    橋口厩舎に臼田浩義氏の組み合わせがラインとして人気を集めているところに、この馬は某POG伝道師がイチオシしているらしいので、そこそこ人気になっているところ。種牡馬としての底力が認知されてきたスペシャルウィーク産駒ですし。
    結果 こちらも、はずれて正解、でした。が、未勝利vs1勝なので、さほど差はなかった感じですが。スペ産駒も、なかなか当たりを引くのが難しい感じですね。
    7位指名競合 ダイワファルコン (美)上原
    対決厩舎 オカピーファルコン vs 台北の種馬で競合! → 勝ったのは オカピーファルコン厩舎
    前評判 ダイワルージュは、やはり上原厩舎なんですね。昨年のダイワバーガンディは夏の福島デビュー勝ちの後、尻すぼみになってしまいましたが、血統的に見てもポテンシャルはかなりあると予想しています。あとは、育成や調教だけだと思うのですが。今年のダイワファルコンはじっくりいくらしいとのこと。これが吉と出ればいいのですが。
    対比馬 台北の種馬厩舎 のハズレ7位指名は グレナディーン 牝 ()橋口
    こちらも同じスペシャルウィーク産駒ですが、どちらかと言うとダイワファルコンとの対決という感じではなく、オギキセキ厩舎のタックスシェルター07(ツルマルスピリット)との対決って感じですね。母が同系統ですので。この点、ドラフト実録で触れようかと思ってます。
    結果 共に1勝でしたが共に重賞入着して、7位にしては高いレベルの争いだったかと。



  2. 他人血統激走か?
    去年はアンライバルドを輩出。他人血統に新種牡馬。躊躇していたら取られちゃいますよ。

    今年はさほど大物がいなかったですね。というか、全体的に低調なPOGでした...

    レーヴドリアン ()松田博
    指名厩舎 トップカン厩舎 1位指名
    つながり オギキセキ厩舎 半兄のアプレザンレーヴなど
    前評判 はずれのない母レーヴドスカー。ついに1位指名となりました。デビューにこぎつければ、活躍していくことでしょう。
    結果 藤岡佑騎手にこだわる理由って何だったんでしょうね?というか、他の有力騎手を確保できなかったってことでしょうか。ダービーにも出走しましたが、追い込み一辺倒の脚質から脱却できれば、さらなる活躍が期待できたのかも。
    マカリオス ()音無
    指名厩舎 トップカン厩舎 6位指名
    つながり オギキセキ厩舎 半兄のハッピープレゼント
    前評判 昨年はリクエストソングを出した母ハッピーリクエスト。血統的裏付けは充分ですね。無事にデビューできれば、そこそこ活躍しそうです。
    結果 見事1勝を挙げました。というかネオユニ産駒は、ホームランか三振かって感じですね。
    トーセンアンタッチ ()池江寿
    指名厩舎 トップカン厩舎 8位指名
    つながり オカピーファルコン厩舎 半姉のマリアヴァレリアなど
    前評判 ラスティックベルもすっかり高齢となってしまい、娘のフサイチエアデールに移行しつつありますが。今年はトーセンの高額馬、評判もかなりのもの。秋以降のじっくりデビューらしいので、雄姿が見られるかどうか、それに焦点が集まっているような。
    結果 未出走でした。
    サトノジューオー (美)藤澤和
    指名厩舎 トップカン厩舎 12位指名
    つながり オギキセキ厩舎 半兄のサトノエンペラー
    前評判 母スーアですね。血統的には申し分ないかと。第2回ドラフト直前(9月)では、入厩情報もありましたし。昨年は久しぶりにJRA重賞未勝利となった藤澤和厩舎が不安かな、というくらいで。
    結果 4月下旬から2連勝。ちょっと時すでに遅しって感じでしたね。
    ヴェラブランカ ()池江郎
    指名厩舎 オギキセキ厩舎 1位指名
    つながり トップカン厩舎 半姉のトールポピーなど
    前評判 母アドマイヤサンデーは、仕上がり早ですね。それと、管理厩舎も松田国、角居、今年の池江パパと、変わっていくところが特徴ですね。阪神開幕週デビューとのことで、大人気に。大型馬ということもあってデビューは延期となったようですが、動き自体は及第点。活躍してくれることでしょう。
    結果 阪神最終週にデビューして10着、それっきりターフに姿を見せず。大型馬って、やっぱり仕上げに苦労するのでしょうか。
    レッドステラーノ 牝 ()角居
    指名厩舎 オギキセキ厩舎 3位指名
    つながり オカピーファルコン厩舎 半姉のダイワエルシエーロ
    前評判 オークス馬の下で、父がアグネスタキオン。厩舎も角居に替って、激走パターンですね。じっくりいくらしいので、無事デビューできれば稼ぐことでしょう。
    結果 3-2-3着、素質の一端は見せてくれました。
    ツルマルスピリット ()橋口
    指名厩舎 オギキセキ厩舎 7位指名
    つながり 台北の種馬厩舎 母のタックスシェルターなど
    前評判 橋口師が、ツルマルのオーナーに、もう一度G1の美酒を味わってほしいとセリで購入した馬とのこと。師の力の入れ方は一番なのでしょう。それ以外は実はベールに包まれているので、さほど人気にはなっていませんでしたが...デビューしたら注目の的となるでしょう。
    結果 ダートで勝ち上がりました。というか、ダート馬だったってことかな。
    トーセンファントム ()松田国
    指名厩舎 オギキセキ厩舎 11位指名
    つながり 台北の種馬厩舎 母のバースデイローズ
    前評判 第2回ドラフト(9月)時点では、だいぶ人気が出ていました。なんでも、松田国厩舎No.1という評判も。ですが、最近あまりぱっとしないマツクニですし、調教ではまだ大物ぶりが感じられず。陣営の言葉を信じていいのか、半信半疑なところでした。
    結果 デビュー2連勝、重賞2着、が、朝日杯で故障発生。マツクニNo.1はダテではなかったですし、終わり方もマツクニらしい。当たりのネオユニ産駒でした。
    アドマイヤロイヤル ()橋田
    指名厩舎 バブ厩舎 3位指名
    つながり オギキセキ厩舎 半兄のダノンマスターズなど
    前評判 セレクトセール高額馬、育成の評判も上々、厩舎もアドマイヤのメインステーブルの一つ、橋田厩舎。プロフィール的には充分すぎるもの。あとは父のキンギカメハメハ産駒が、事前の評判通り走らないところが不安要素でしょうか。札幌入厩も視野に入れているそうなので、早めにその雄姿が見られるでしょう。
    結果 キングカメハメハ産駒は、朝日杯FSも阪神JFも制して、2年目になって大ブレイクですね。1年目も2歳重賞は勝って3歳になってさっぱりでしたから、早熟マイラーってレッテルを貼られるところでしたが。その馬たちが結局、ダービー2着馬、オークス馬になったので、POG向き種牡馬の地位は確立されましたね。
    ウィンターコスモス 牝 ()松田国
    指名厩舎 バブ厩舎 7位指名
    つながり 台北の種馬厩舎 母のミスパスカリ
    前評判 金子真人色の濃い馬ですよね。札幌デビューという噂もあるようですが、420kg程度なので成長を促して秋デビューなのでしょう。最近元気のない金子真人HDですが、どこかで再爆発することでしょう。
    結果 再爆発した金子真人HDは、アパパネでしたか。母金子真人所有で父キングカメハメハなら、国枝厩舎より松田国厩舎狙いだなー、普通。んー、POGは難しい。
    ダイワエルモーサ 牝 ()松田国
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 4位指名
    つながり オカピーファルコン厩舎 母のダイワエルシエーロ
    前評判 非社台ではかなり人気の血統ですね。しかも母はオークス馬ですし。今更ながらのブライアンズタイム産駒ですが、松田国師のハードトレでムキムキさんになることでしょう。
    結果 馬体が小さいという話でしたが、デビュー戦では400kgソコソコ。ハードトレについていけなかった感じかな?
    バルトーロ ()角居
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 6位指名
    つながり オギキセキ厩舎 全兄のクルサード
    前評判 さすがにPOG不向きという認識がさらに高まりつつあるダンスインザダーク産駒ですが、この馬だけは評判が良かったようです。
    結果 ダンス産駒も、さすがにもう厳しい感じですね。
    アドマイヤハーレ ()松田博
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 8位指名
    つながり オカピーファルコン厩舎 半兄のアドマイヤコブラ
    前評判 アドマイヤムーンが高額で売却されてから、母マイケイティーズはかならず近藤利一氏が高額で落札してますね。毎年それにたがわぬ評判なのですが、順調でなかったりダートに寄ったり...イマイチ君で...今期こそ、って感じでしょうか。
    結果 未出走でした。馬名変更だけが、唯一の見せどころとは。
    リルダヴァル ()池江郎
    指名厩舎 オカピーファルコン厩舎 1位指名
    つながり トップカン厩舎 半兄のガンズオブナバロンなど
    前評判 母ヴェイルオブアヴァロンも藤澤和⇒池江パパとなり、新しい味が出るのでしょうか。評判は抜群、早めのデビューも見えているということで、人気の一頭でした。アグネスタキオンの血で、覚醒するのでしょうか。
    結果 デビュー2連勝で骨折。負かした相手との関係から「幻のクラシック馬」と噂され。奇跡的に春には間に合いましたが、骨折の影響か、連勝の頃の輝きは取り戻せず。やはり成長期の骨折って厳しいですね。
    ダノンパッション ()池江郎
    指名厩舎 オカピーファルコン厩舎 2位指名
    つながり バブ厩舎 半兄のアインラクスなど
    前評判 ウインドインハーヘア系で非社台なのに、大人気でしたね。阪神デビューですし調教は絶好調のようですし。きっと先々まで楽しめることでしょう。
    結果 デビュー勝ちして重賞入着を繰り返し、500万下は楽勝。これからというときに、こちらも骨折。ポキオンと揶揄されるのもわかるような気がします。
    アーデルハイト 牝 ()松田博
    指名厩舎 オカピーファルコン厩舎 3位指名
    つながり トップカン厩舎 半姉のブエナビスタなど
    前評判 剥離骨折ということもあり、3位で強奪されました。大型馬というのもマイナス材料なのでしょうか。とはいえ、超良血馬。無事にデビューさえできれば、活躍してくれることでしょう。
    結果 こちらもポキオンの被害者。未出走となったのは、大型馬だったというのもあるのでしょう。
    ダイワファルコン (美)上原
    指名厩舎 オカピーファルコン厩舎 7位指名
    つながり 台北の種馬厩舎 母のダイワルージュ
    前評判 半姉ダイワバーガンディは、福島で衝撃的なデビュー勝ちしたときは、桜まで見えたのですが...尻すぼみでした...本馬はじっくり行くようなので、違った面が見られることでしょう。
    結果 1勝馬ながら皐月賞に駒を進めました。クラシック血統ですね。
    ディープデザイア 牝 ()昆
    指名厩舎 オカピーファルコン厩舎 11位指名
    つながり オギキセキ厩舎 半兄のダイアモンドヘッド
    前評判 確かドラフト時は、違う馬名の情報がありましたが...第2回ドラフト時(9月)には、オーナーが変更されたようですね。昆厩舎-深見敏男のディープスカイを彷彿とさせるプロフィール、いいですね。9月には入厩のようなので、無事ならばクラシックを意識させてくれそうです。
    結果 デビュー勝ち→ポキオン。素質はかなりのものだったのでしょうが...残念です。



  3. 自分血統でハズシか?
    POGの醍醐味と言えば、やっぱ、自分の思い入れのある馬(血統)を応援することですよね。 我慢強く指名していれば、ブエナビスタというクラシックホースを引けるわけですから。

    ローズキングダムが朝日杯FSを制し、ダービーも見事2着に。薔薇一族に悲願のG1をプレゼントしました。

    ローザミスティカ 牝 ()橋口
    指名厩舎 トップカン厩舎 4位指名
    つながり 半兄のテューダーローズ
    前評判 最近は元気のない薔薇一族。今年はすでに入厩済、「早い」という違った面で活躍のきっかけとなるでしょうか。
    結果 こちらはイマイチだったほうの薔薇。早々に枯れてしまいました。次の世代に期待しましょう。
    サンリヴァル (美)堀
    指名厩舎 トップカン厩舎 5位指名
    つながり 半兄のアンライバルド
    前評判 高齢馬の仔でしたが、昨年、クラシック馬を輩出しました。さすが名繁殖牝馬ですね。その活力、まだまだ残っていることでしょう。厩舎が関東に替わったことが、心配でしょうが。
    結果 1戦未勝利。ギャンブル性の高い血統でしたね。
    サルヴェレジーナ 牝 ()池江寿
    指名厩舎 トップカン厩舎 7位指名
    つながり 半兄のウォータクティクス
    前評判 順調さを欠いているようですが、この時期なので気にしなくてもいいのでは。仮に順調なら、もっと上位で取る必要があるので、むしろプラスに考えるのが良いのかと。無事のデビューを祈りましょう。
    結果 未出走のまま繁殖入りしてしまいました。残念。
    ニーニョデルシエロ (美)奥平
    指名厩舎 トップカン厩舎 10位指名
    つながり 母のナスカ
    前評判 すいません、前評判とかまったくわからないです...佐々木昌師かなーと思ったら、奥平師ですし。
    結果 未勝利でした。
    アドマイヤブレーク ()友道
    指名厩舎 オギキセキ厩舎 10位指名
    つながり 全兄のプロスアンドコンズ
    前評判 兄はこの時期、騒がれてましたが...今年はおとなしいものですね。気が悪いとかいうのもあって、無事にデビューへつながればいいのですが。
    結果 未出走でした。終始、気性が...という話題があったような気がします。
    アドマイヤプリンス ()松田博
    指名厩舎 バブ厩舎 1位指名
    つながり 半兄のアドマイヤメイン
    前評判 今年の一番人気という噂も。厩舎が、半兄アドマイヤメインの橋田から松田博に替わったのもプラスに考えていいのでしょうか。期待しましょう。
    結果 2勝。デビュー勝ちしたときは、もっとやれると思ったのですが。消化不良ですね。秋への飛躍を期待しましょう。
    エアツイッター 牝 ()池江寿
    指名厩舎 バブ厩舎 13位指名
    つながり 半兄のエアシェイディなど
    前評判 池江寿厩舎の牝馬ではトップクラスの評価。ダートに寄らなければ活躍できると思うのですが。
    結果 POG期間終了間際にデビューしましたが、結局は未勝利に。
    シャガール (美)藤澤和
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 1位指名
    つながり 半姉のダイワスカーレットなど
    前評判 母スカーレットブーケに、父はダービー馬と皐月賞馬を輩出したネオユニヴァース。血統的には申し分ありません。しかし、なんでダイワでなく山本氏が馬主なのでしょうか。そこは邪推してはいけないのでしょう。藤澤和というのもどうでるか、見守りましょう。
    結果 年明けにさくっと勝ち上がりましたが、結局、3戦しかできず。無事使いこなせていれば、結果は違ったのでしょうが、難しいですね。
    アドマイヤテンバ 牝 ()橋田
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 2位指名
    つながり 母のアドマイヤグルーヴ
    前評判 父も自分血統の*クロフネなので、純粋自分血統ということになります。超良血なので、さすがに騒がれてますね。牝馬が活躍する血統というのも後押しですね。
    結果 1勝でした。芝のオープン特別で結果が出ないと見るや、ダートに活路を求めましたが、ちょっと足りなかったようです。
    インペリアルマーチ ()音無
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 3位指名
    つながり 半兄のトライアンフマーチ
    前評判 母キョウエイマーチも名繁殖牝馬となるのでしょうか。厩舎が角居⇒音無になったことで、POG的にはどうなるのか。興味が尽きないところです。
    結果 1勝、結局2戦しかできず。順調に使い込めたら、と、思わせる感じですね。
    スクーデリアピサ ()白井
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 5位指名
    つながり 全兄のフサイチリシャールなど
    前評判 白井厩舎というのも新鮮ですね。早期デビューというのも、新しい感じがします。ということで、順調なのは確か。良いと思います。
    結果 順調に使われたのですが、結果が伴わず未勝利。ピサの当たりは、ヴィクトワールピサのほうでした。
    グレナディーン 牝 ()橋口
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 7位指名
    つながり 母のタックスヘイブン
    前評判 相変わらず橋口師が入れ込んでいる血統ですね。それだけ気にかけてもらえるのですから、期待できるのでしょう。
    結果 いつも好走するけど、そこまでっていう印象ですね。1勝+重賞入着止まりでした。
    ローズキングダム ()橋口
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 9位指名
    つながり 半姉のローザブランカなど
    前評判 薔薇一族はだんだん忘れられてきた存在に。もしかしたら、橋口師から替わるような荒療治も必要のかも。半信半疑の感じでした。
    結果 いやいや、橋口師がきちっと結果を出しました。朝日杯FSで一族悲願のG1制覇。ダービーも2着して、早熟の噂もシャットアウト。名馬ですね、お見事。
    ホットチリペッパー ()松田博⇒牧浦
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 11位指名
    つながり 半兄のゴルディオスなど
    前評判 母レッドチリペッパーは人気先行型というのが定着しつつあり、過剰人気にならなくなってきました。今年の騒がれ方も、あくまで、ソコソコという感じで。
    結果 ネオユニ産駒は難しいですね。未勝利でした。
    イザベルドスメーン 牝 ()大久保龍
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 12位指名
    つながり 半兄のパルジファルなど
    前評判 母エリザベスローズ、今年は大久保龍厩舎。父がスペシャルウィークに替わってプラス、という感じでした。
    結果 こちらも未勝利。
    アドマイヤスコッチ ()松田博
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 13位指名
    つながり 半兄の*クロフネなど
    前評判 母ブルーアヴェニュー、には初めて*フレンチデュプティ以外の馬がつけられ。セレクトセール高馬ですし、評判にもなってましたが、やはりこの血統のあまりの尻すぼみブリに、誰もがしり込みをしている、という状態でしょうか。あとは父のアグネスタキオンパワーでどこまでいけるか、ですね。
    結果 1戦未勝利。壮大にコケました。
    *カザンリク ()松元茂
    指名厩舎 オカピーファルコン厩舎 4位指名
    つながり 全兄の*ファリダット
    前評判 お願いですから、きっぱりマイル路線でいきましょう、というのがペーパーオーナーの願いなのでしょう。色気を持って中距離を狙った兄のことがあるだけに、NHKマイルCの有力候補となるでしょう。
    結果 デビューから一貫して芝1,800を使い、一貫して二桁着順。ダート替わりしても二桁。脚が遅いだけなんでしょうね...



ドラフト実録!

このコーナーは2009/6/14(日)に行われたドラフト(第1回、10頭/1人) の様子を再現したものです。



  1. 昨今のPOG事情を考察
    大種牡馬*サンデーサイレンス(SS)の直仔がPOGから消えて数年。 当初は様変わりするのかと言われてたりもしたPOGですが、特にそんなイメージもなく、相変わらず面白いPOGというのを保っているのかと。 たぶん、大きな懸念というのが「活躍馬を指名できず、しょぼいPOGに成り下がってしまうのでは?」という危惧でしたが....。 実際、当POGでも、SS亡き最初の世代、9月まで全員が未勝利 という悪夢がありましたが、その最初の世代も結局のところ、皐月賞馬ヴィクトリーや桜花賞馬ダイワスカーレットを指名することができまして、大いにクラシック路線およびPOGを楽しめました。 その次の年もオークス馬トールポピー、皐月賞馬キャプテントゥーレが指名、3年目の昨年度もオークス・桜花賞馬ブエナビスタ、皐月賞馬アンライバルドが指名、というように、むしろ毎年クラシック馬が指名されており、これはSS時代にはなかった光景かと感じています。 これらの馬は、決して穴馬ではなく、ほとんどどのPOGグループでも指名されている馬たちかと。 つまり、もしかして、POGというものに、情報発信側のマスコミが慣れつつあり、そして、その情報を正しく理解して選択する我々一般POGゲーマーも慣れつつあり、どんな種牡馬であろうと、翌年のクラシック戦線で活躍できる馬を探し当てる技術を全員が身につけたのかな、と。 つまりつまり、SSのような偉大な種牡馬に頼らなくても、POGそのものに適応できたのかな、と、勝手に推測しております。 これはPOG界にとってはうれしいことであり、今後、どんな環境の変化が起ったとしても、POGが廃れることはよほどのことがない限りないのかな、と。
    強いて言えば、社台の一極集中ですか。 上記のクラシック馬6頭は実はすべて社台系であり、非社台系のクラシック馬が席巻しだすと、適応する術がなかなかないのかなと感じています。 つまり、たとえばウオッカやディープスカイなど、決してPOGで人気してたとは言えない馬たちがクラシック路線すべてを独占してしまうと、POGとしては盛り上がりの欠ける結末になるのかな、と。 もしかして、今のPOG人気を支えているのは、実は社台の一人勝ちなのかな、と、邪推することもできるのかと。 まぁそんな仮定の、想像もできないマクロな話はさておき、「来期のクラシックをにぎわす馬は?」というミクロの話に集中しましょう。

    で、肝心のPOG実録に入る前に少しだけ昨年度POGのレビューおよび今期のトレンド予想を。 何といっても驚きは、種牡馬初年度だったネオユニヴァース産駒が、皐月賞をアンライバルドで、ダービーをロジユニヴァースで、つまり、別々の馬で制してしまったこと。 いきなり一流種牡馬に仲間入りですか。 確かにSS直仔の二冠馬でしたが、ちょっと地味というイメージもあり、事前人気はさほど高くなく海の物とも山の物ともわからない状況でしたが、そんな心配をよそに大活躍でした。 ただし、その2頭以外はさっぱりでした、という結果だったので、当たり外れが多いことも事実かと。 ここらへん、POGとしては厄介な種牡馬になりそうですね。 さすがに2年目ともなると繁殖牝馬の質も徐々に落ちるでしょうから...2匹目のドジョウを探しにいくと、痛い目にあったりして。
    そして、そのダービー馬ロジユニヴァース、なんと関東馬です。 西高東低が久しく、サニーブライアン以来12年振りのようです、驚き。 もはや関東馬だからといって無視するわけにはいかなくなってきたのでしょうか。 とは言いつつ、厩舎作戦に関しては、何の説得力のあるウラがあるわけではないので、きっと大枠としては西高東低なのでしょうが。
    種牡馬の話に戻すと、リーディングを取ったアグネスタキオンは、予想通り昨年度は4年目産駒なので、完敗でしたね。 というか、予想以上にひどかったですね。 G3フェアリーS勝ちジェルミナルが稼ぎ頭ですか? 初年度産駒の活躍を目の当たりにしてから種付けを行う5年目、つまり、今期POGからは、繁殖牝馬の質もはるかに上がり、巻き返してきそうですが。 巻き返しと言えば、スペシャルウィークか。 シーザリオ・インティライミが活躍した2世代目を見て種付けをした6世代目、つまり、昨年度は事前の予想通り、繁殖牝馬の質が大幅に向上してブエナビスタ・リーチザクラウンを輩出。 いずれもオークス・ダービー(2着)というクラシック血統、POGには頼もしいですね。 このスペシャルウィーク旋風、今期も続くものと予想しています。

  2. 今年のPOGドラフト、ICレコーダにて録音しました
    ひょんなことでICレコーダを手に入れた私バブ、そういえば毎年、このコーナーを書くときに当時のあいまいな記憶や一言メモを頼りにドキュメントを作成してきましたが、やはりそこは進歩したテクノロジーを有効活用しましょうということで、今年はICレコーダに頼ることにしました。
    これ、実はメチャメチャ楽しいです! 実践しているPOGグループ、ありますか? お勧めです。 いや、こういったドキュメント作成用に、というわけでなく、単にヒマつぶしのアイテムに、という意味なのですが。 私はドラフト後一ヶ月くらいは、電車の中でコレを聞きっぱなしでした。 こういった試みが新鮮だったというのもありますが、やっぱりPOGの醍醐味はドラフト、それをまざまざと再認識した次第です。 来年度から、POGドラフトにはICレコーダがずらっと並んだりして...。

  3. 長い前置きになりましたが...本題のドラフトに入ります。1位指名は...
    今期ドラフトは2歳戦が始まる一週前の週末開催、つまり、JRAデビュー馬がいなく、「指名しようと思ってた馬がデビューしちゃって指名しそこねた」という言い訳ができない年度です。 メンバーは昨年と同じく5名、相変わらず台北の種馬は海外からの参加、と。
    そんなこんなで、いきなり1位指名から。 アドマイヤプリンスが、バブとトップカンで競合。 まぁ、バブは数年前、兄のアドマイヤメインを指名していたから、順当でしょうが。 トップカンは、「これしかなかったんだよね」という言葉が。 今年は一極(一頭)集中って感じですね。 ちなみにこの競合、一昨年とまったく一緒で、結果も一昨年とまったく一緒でバブの勝ち! 今年の牡馬一番人気をゲットしました! オカピーファルコン1位指名はリルダヴァル。 当人は、2位でアドマイヤプリンスを狙っていたらしいけど…オギキセキから「逆だよ、逆」と突っ込まれてました。 そのオギキセキは、ヴェラブランカをすんなり指名。 「開幕週にドラ1が走っちゃうの、いやなんだけどね」とのこと。 台北の種馬はシャガールを余裕でゲット。 いつもの母スカーレットブーケですし、順当、みんな読んでますし。 トップカンの外れ1位はレーヴドリアン。 オギキセキのお気に入り血統、母レーヴドスカーを強奪! 走る繁殖牝馬でしかも父はいま乗りに乗っているスペシャルウィーク。 1位で消えるとは、ちょっと驚きでした。 これで、オギキセキとトップカンは、自分血統を取り合ったことになりました。

  4. 2位指名、POGであの冠名が人気になるとは...
    ダノンパッションが、バブとオギキセキとオカピーファルコンで競合! アグネスタキオン産駒の早期デビュー馬が2位で3名の競合!!! バブの「母スターズインハーアイズ、2年連続で指名しているんですけど」という訴えも空しく、「関係ない、即戦力だから」ってばっさり。 これだけ人気になるのなら1位で、って思うのでしょうが…「ダノンで1位ってのはないよねー、だからみんな2位になるんだよねー」に皆、納得でした。 抽選の結果は、オカピーファルコンの勝利! オギキセキとバブは意気消沈。 オカピーファルコンは1位と2位で、アグネスタキオン産駒の、池江パパ厩舎の、ディープインパクト近親を手に入れてます。 トップカンは、ジャポニズムをすんなりゲット。 オギキセキも狙っていたようで、「俺の上位候補、全部トップカンに持っていかれた。かぶっているよ」という空しい声が響いてました。 台北の種馬はあっさりとアドマイヤテンバ(アドマイヤゲーム)を。 父*クロフネも母アドマイヤグルーヴも自分血統ですから、これこそ、ザ・台北の種馬、って感じの馬です。 外れ2位は、バブがこれも即戦力のツルマルジュピターを、オギキセキは迷って迷ってトゥザグローリーを。 トゥザグローリーは台北の種馬っぽい血統ですね。 また、「いま、555kgで、確変らしいよ」というトップカンのコメントに、一同大爆笑でした。 当のオギキセキ、「オレ、池江パパと相性いいんだよ、ディープインパクト筆頭に。アプレザンレーヴも500kgオーバーで重賞勝ったし。池江はオレを裏切らない」という言葉に、なんだか説得力がありました。 きっと、自分に言い聞かせての指名だったのでしょう。

  5. 3位指名、競合こそなくなりましたが、強奪が...
    3位のトピックスとしては… 台北の種馬がインペリアルマーチを指名、これはオカピーファルコンもオギキセキも狙っていたようで、「555kgを2位でオギキセキが指名しちゃうから繰り上がってきたんだよ」というオカピーファルコンが主張してました。 そのオギキセキはレッドステラーノを指名、母ロンドンブリッジをとられてオカピーファルコンがっかり。 そのオカピーファルコンはアーデルハイトを、剥離骨折もなんのそので強行指名。 半姉ブエナビスタを指名していたトップカンは「でかいから」という理由で回避したそうです。

  6. 4位指名、今年のキーワードは「強奪」か
    4位のトピックスとしては、台北の種馬がダイワエルモーサを強奪、オカピーファルコン、超がっかり。 「ダイワエルシエーロファンが海外にいたかー。欲しい牝馬は2頭ともとられた!」と、超想定外の出来事だったらしいです。

  7. 5位指名、こんなところ競合しても...
    5位では、「イケてない列伝に入りそうだな」という弱気のオカピーファルコン、トゥエルフスナイトを指名。 シーザリオの仔ですね。 で、サンリヴァルでさらっと競合、オギキセキとトップカン。 前年のクラシック馬アンライバルドの下が5位まで残っているのか、ということで、両者、後ろ向きな理由で指名だそうです。 結果はトップカンの勝利、上を持っていた縁がそうさせたのでしょうか。

  8. 6位指名、強奪
    休憩を挟んでの6位。 台北の種馬がバルトーロを指名。 全兄クルサードを指名していたオギキセキがショックを…本日、下位で指名する予定だったそうです…海外から強奪されると、ショック倍増らしいです。 「でも台北の種馬、今年は本気なんじゃね?去年、負けたから。例年だったら、余裕こいているはずだよ」というオギキセキのコメント、実は的をえているのかも。

  9. 7位指名、強奪対策が強奪を呼び...
    7位指名は、台北の種馬対策が入った順位でして… 台北の種馬とオカピーファルコンで、ダイワファルコンが競合。 母ダイワルージュですね。 オギキセキも、橋口師絶賛のツルマルスピリットを。 バブも、ウィンターコスモスを。 母ミスパスカリですね。 まぁ、私バブの場合は、この順番で指名しようとしていたので、対策したわけではないのですが。 あっ、じゃんけんの結果、オカピーファルコンが勝ちまして…台北の種馬にとっては悪夢の7位指名だったかもしれませんね。 負けた台北の種馬のはずれ7位はグレナディーンツルマルスピリットとは近親になります。 この7位指名の「台北の種馬関連馬」の中で、どれが稼ぎ頭になるのか、注目しましょう。

  10. その他
    他のトピックスとしては、9位オカピーファルコン指名のセブンスコード、でしょうか。 ドラフト当日、ネットにて「骨膜炎で年内絶望」という情報が出て、それを見たトップカンは指名を回避したそうで。 ただ、ネット情報がすべて正しいわけではなく、しかも当日情報なのでウラを取れることもできず、やきもき… さてさて、この情報、結局はネタだったのか、本当なのか、後ほどレビューしましょう。 ということで、いくつかドラフトネタのレビューリストを以下にまとめてあります。 来年のドラフトでの反省として、参考にしていきましょう!

  11. Review List
    項目 理由 結果
    赤本のポールポジションは走らないのか? 今年はシャガールアーデルハイト トップカンが鋭く指摘、監修の須田も言っている? 都市伝説を検証 [2009/9/20] シャガールは美浦入厩済で10月東京デビュー予定、アーデルハイトはデビュー前に剥離骨折、その後は順調で1F=18秒くらいまで回復、512kg
    [2009/12/24] 前者は1戦、5着で放牧中。後者はまだデビューのメド立たず。
    [2010/5/16] 前者は1勝しましたが500万下戦で惜敗、放牧中。後者はそろそろ入厩か(転厩の噂も)。
    [2010/6/13] 赤本のポールポジションは走らない、です。10-11POGでは、グルヴェイグとエアジョイントです。この2頭、走らない確率高そうですね。
    アーデルハイトのデビュー時期は?馬体重は? 2歳春の剥離骨折や、馬体重の大きな馬は、POG成績にどれだけ影響があるのか検証 アーデルハイトに関しては↑にて追跡予定。馬体重に関しては、↓も参考にしましょう。
    トゥザグローリーのデビュー体重は? ドラフト時に555kgの馬は、デビュー時にどれだけシェイプアップするのか、そして、活躍できるものなのか? [2009/9/20] 栗東入厩、550kgは健在。厩務員によると、500kgちょっとでデビューするのでは、と。
    [2009/12/24] 年末デビュー予定でしたが放牧へ、540kgへ復活、まだまだ先は長い。
    [2010/3/14] 542kgでデビュー、見事勝ち上がってます。
    [2010/5/16] 2戦目の500万下戦を532(-10)kgで快勝、3戦目の青葉賞(G2)でも520(-12)kgで2着と健闘、絞れて活躍できてます。さすが池江パパ。
    [2010/6/13] ダービー7着。518kgまで絞りました。これは厩舎力なのでしょう、お見事。
    トゥエルフスナイトは赤本・イケてなかった馬列伝に入るのか? オカピーファルコンが自虐的に心配、地雷っぽい馬は地雷なのか?(「イケてない」の定義として、未出走は抜かされる場合が多い) [2009/9/20] 相変わらず脚元が弱く、デビューの見込みは立たず。未出走濃厚なので、「イケてない」入りできない地雷か。
    [2009/12/24] まだまだスロー調整。
    [2010/5/16] 一時期入厩しましたが、体質が弱く負荷をかけられないそう。まだ時間かかりそう。POG期間はアウト濃厚。もちろん「イケてなかった馬列伝」には掲載されず。地雷であることには変わりないのですが。ちなみに、「イケて...」に掲載された13頭のうち、当POGでは12頭が指名されてました。みんな踏みまくってましたね、地雷。
    マカリオスは500万下勝ち止まりか? 半兄ハッピープレゼントを指名したオギキセキが成績を予想、やはり上を指名した人の見立ては正しいのか検証 [2009/9/20] 栗東入厩済、京都デビュー予定、乗り込みはまだまだの様子。
    [2009/12/24] 2戦0勝、11着7着。勝ち上がるのは時間がかかる様子。
    [2010/5/16] 放牧から帰厩、POG期間内にあと1戦できるか。
    [2010/6/13] 1勝を挙げました。ほぼ予想通りですね。
    (アドマイヤガッツ)アドマイヤハーレはダート馬か? 半兄アドマイヤコブラを指名したオカピーファルコンが特性を予想、やはり上を指名した人の見立ては正しいのか検証 [2009/9/20] 個人馬主なので情報が少なく、現況不明状態...
    [2009/12/24] アドマイヤハーレに馬名変更しましたが、それ以外の情報がないですね。
    [2010/5/16] 栗東入厩、順調に調教中。
    [2010/6/13] まだ厩舎内で調教中、デビューも近いかと。ダート馬かどうかの判断は、夏から秋にかけてへの持ち越しですね。
    セブンスコードの骨膜炎情報はガセか? ドラフト時期の情報は「良い情報はガセ、悪い情報は真実」という定説は本当か? [2009/9/20] 思いっきりガセ、順調に仕上がり明日デビュー
    [2009/12/24] 9月のデビュー戦は11着、その後に屈腱炎を発症して登録抹消。
    ヴェラブランカダノンパッション、どちらが活躍する? ドラフト時点での併せ馬ではダノンパッションのほうが良い調教、その時点の調教ってアテになる? [2009/9/20] ヴェラブランカは阪神開幕週デビューを最終週に延期してしかも10着、放牧中、ダノンパッションはその開幕週に繰り上げて見事デビュー勝ち、札幌2歳Sは4着、デイリー杯2歳Sへ
    [2009/12/24] 前者はまだ放牧中。後者はデイリー杯2歳Sで3着、黄菊賞で圧勝しましたが、屈腱炎を発症。
    [2010/5/16] 前者はそろそろ山元TCからグリーンウッドに移動、POG期間内に復帰できるかは微妙。
    [2010/6/13] 前者は帰厩しましたが、復帰はならず。POGとしては、後者の圧勝でした。



今回も、各人にドラフトの自己採点をしてもらいました。 色々な想いが交錯したこの馬たちと共に、1年間、歩んでいきます。 第2回ドラフトもいいドラマを見たいですね。

厩舎 自己採点 本人の感想

トップカン 75点 「1位競合でとられて、5位を競合で取り。75点くらいかな」

オギキセキ 60点 「牡馬ぜんぜん取れなかった。リストアップした牡馬のうち、取れたのは555kgだけ。牝馬はとれた」

バブ 90点 ダノンパッションを競合で失ったことだけかな。リルダヴァルも欲しかったな」

台北の種馬 95点 「満足」 「(5位指名までのコメントとして)自分のリストから、ほとんど持っていかれないね」

オカピーファルコン 90点 「ロンドンブリッジ姉妹取られた。牝馬とれなかったな」