'99/'00 POGのみどころ

第1回ドラフトに関連した ドラフト実録オカピーテイオーの憂鬱な一日 もあります。
第2回ドラフトに関連した 第2回ドラフト実録第2回ドラフト番外〜麻雀編〜 も作っちゃいました。(^^;



  1. 競合馬の活躍ぶり
    一昨年度は、ドラフト競合馬で明暗を分けた。 競合馬の争いで2戦2勝だった A.T.厩舎 (現 明王厩舎) がPOG優勝! 競合で勝ち取った アドマイヤサンデー (2勝、オークス出走!) と *ダイワリプルス (3勝、オープン特別勝利含む) が共に大活躍ですから。

    しかし、昨年度は一転、競合がゼロ! 穏便なドラフトに終わってしまいました。

    注目の今年度。 いました、いました、競合馬! 数年の沈黙を破り、再参加した オギキセキ厩舎 の影響でしょうか?
    今年の 競合馬の活躍ぶり はどうかな?見守っていきましょう。

    競合馬ではオープン勝ち馬が1頭。 可もなく不可もなく、という印象です。

    1位指名競合 チョウカイウエスト ()鶴留
    対決厩舎 明王厩舎 vs オカピーテイオー厩舎 → 勝ったのは 明王厩舎
    前評判 牝馬2冠ベガの初子アドマイヤベガが大活躍したためか、オークス馬チョウカイキャロルの初子が人気に。 馬名もすでに決まっており、母のファンだった人はもちろん1位で狙っていただろう。
    対比馬 オカピーテイオー厩舎 のハズレ1位指名は レース97(アドマイヤレース) ()作田
    これも人気の1頭。 競馬塾で写真付きで載り、馬体が素晴らしいらしく 「この世代では屈指の一頭」 とのコメント付き。 飛ぶ鳥を落とす勢いのアドマイヤだけに、2年連続ダービー制覇もあるかも?
    結果 共に1勝 & 骨折ということで痛み分けですね (^_^;)
    2位指名競合 ジェドゥーザムール97(マクシミリアン) (美)松山
    対決厩舎 オギキセキ厩舎 vs セッキーキング厩舎 → 勝ったのは オギキセキ厩舎
    前評判 社台の1億円なら人気で当然。 脚元に不安ありという情報もあったらしいが、3歳馬特有のものだろう。 2位まで残っていれば、競合して当然。
    対比馬 セッキーキング厩舎 のハズレ2位指名は ダボナアンビション97(ヒダカサイレンス) ()野村
    同じクラブ馬 (ユニオン) だが、こちらは 5,775万円。 価格は半額近く。 しかし、結構評判になっていたらしい、という噂を聞いたような聞かなかったような...
    結果 ヒダカサイレンス が2勝で文句なし。 3歳時の勢いを保てばクラシック制覇も夢ではなかったと思うが...。
    3位指名競合 Nany's Appeal97(*エンドアピール) ()池江
    対決厩舎 オギキセキ厩舎 vs オカピーテイオー厩舎 → 勝ったのは、またまた オギキセキ厩舎
    前評判 評判のFasigtipton高馬。 $50万。 社台+池江+導入が決まっているEnd Sweep産駒。 走らないわけがない。 てっきり1位で消える馬だと思っていたが...
    対比馬 またまた競合に負けた オカピーテイオー厩舎 のハズレ3位指名は User Friendly97 牝 ()伊藤雄
    同じくマル外。 ロードの馬で、母は活躍馬。 こちらも走るでしょう。
    結果 *エンドアピール の快勝でした。 オープン特別を勝ちましたし。 骨折してしまって結果的に早熟馬の印象が強まりましたが、これだけ稼げば3位として充分でしょう。
    13位指名競合 ニホンピロニール ()伊藤雄
    対決厩舎 赤羽の種馬厩舎 vs オギキセキ厩舎 → 勝ったのは 赤羽の種馬厩舎
    前評判 今夏は結果の出ていない伊藤雄3歳軍団だが、この馬が放牧されたことも原因の一つだろう。 順調ならばクラシックには間に合うはず。
    対比馬 初めて競合に負けた オギキセキ厩舎 のハズレ13位指名は Romanette97(*ウインエルシエロ) ()池江
    ロードのマル外。 池江氏自ら目を付けたらしく、ロードの中ではかなり評判に。 ドラフトの場で選んだ割にはいい馬を獲ったのでは?
    結果 *ウインエルシエロニホンピロニール も2勝で同じでした。最下位指名としては充分でしょう。



  2. 他人血統激走か?
    過去に他人が指名したPO馬の下(弟、妹)を指名するのって、ちょっとためらいがあるよね。あんまり走らなかった馬の下なら抵抗は少ないけど、活躍馬の下となると勇気がいるよ、うん。気を遣って下位で指名したりする場合もある。でも、前評判の高い馬などは、そんなのお構いなしさ!
    だって、ドラフトって、仁義なき闘いじゃん (^^;)
    ということで「他人血統」を強行指名(?)したリストを作成しました。獲った馬(獲られた馬)、拾った馬(見限った馬)。いろいろあるけど、走ったらおもしろさ2倍だ!

    ちなみに、過去2年はこの「他人血統馬」はよくて 2勝級 でした (^^; 残念。

    今年はダービー馬が出ちゃいました 「他人血統」、これから奪い合いが熾烈になるのか?

    ダイワサイレンス (美)松山
    指名厩舎 セッキーキング厩舎 12位指名
    兄姉厩舎 バブ厩舎 姉のオレンジピール
    前評判 第2回ドラフト時点ではデビュー近しという情報が流れていたようだ。
    結果 結局未勝利でした。
    アグネスフローラ97(アグネスフライト) ()長浜
    指名厩舎 セッキーキング厩舎 13位指名
    兄姉厩舎 爆笑問題厩舎 (現 オカピーテイオー厩舎) 姉のアグネスセブンオー
    前評判 良血特集の定番・母アグネスフローラで、何回かピックアップされていたようだ。
    結果 ダービー勝っちゃいました。 獲られたオカピーテイオー氏の心境いかに?
    ユキノサンライズ97(スギノリゼルヴァ) (美)鈴木康
    指名厩舎 赤羽の種馬厩舎 8位指名
    兄姉厩舎 爆笑問題厩舎 (現 オカピーテイオー厩舎) 姉のユキノサンサン
    前評判 ユキノサンサンというかエイダイクインの下ということで、「活躍馬の下」 特集で扱われていたような。
    結果 1勝しただけでした。
    バレークイーン97(ネオクラシック) 牝 (美)藤澤和
    指名厩舎 オギキセキ厩舎 1位指名
    兄姉厩舎 北京の種馬厩舎 (現 赤羽の種馬厩舎) 姉のグレースアドマイヤ、および、フサイチミニヨン
    そして、H.S.厩舎 (現 セッキーキング厩舎) 兄のミラクルアドマイヤ
    前評判 毎年評判の 「母バレークイーン」 だが、毎年出てくるのが遅い。 今年は藤澤和厩舎だけにその危険性はさらにアップしたが、そこはリーディング厩舎、出てくれば非常に恐い存在だ。
    結果 結局未出走ですか。 この一族は出るのが第一関門ですね。
    クルーピアレディー97(ホワットアリーズン) (美)藤澤和
    指名厩舎 オギキセキ厩舎 4位指名
    兄姉厩舎 北京の種馬厩舎 (現 赤羽の種馬厩舎) 姉のクルーピアスター、および、グレートサン
    そして、A.T.厩舎 (現 明王厩舎) 姉のタガノラピス
    前評判 今年は例年と違って評判になっていた 「母クルーピアレディー」。 こちらも藤澤和厩舎だけに、出てくれば非常に恐い存在だ。
    結果 入厩直後に屈腱炎発症という不運に見舞われ未出走。 終了直前に再入厩して馬名が決定しましたが、後の祭りでした。
    リングレット 牝 (美)宗像
    指名厩舎 オギキセキ厩舎 5位指名
    兄姉厩舎 H.S.厩舎 (現 セッキーキング厩舎) 姉のマリーシャンタル など (エアグルーヴ含む)
    前評判 徐々に人気が落ちてきたと思われる 「母ダイナカール」 だが、今年はすでに馬名決定で早めの始動?
    結果 期間最終週で未勝利を脱出しました。
    パワフルレデイ97(キャプテンバトラー) ()伊藤雄
    指名厩舎 オギキセキ厩舎 9位指名
    兄姉厩舎 バブ厩舎 兄のリーディングスター および ロイヤルタッチ
    前評判 パワフルレデイにBTの配合は伊藤雄の進言らしいが...
    結果 未出走でした。



  3. 自分血統でハズシか?
    POGの醍醐味と言えば、やっぱ、自分の思い入れのある馬(血統)を応援すること!
    母馬が好きだった、兄姉馬が好きだった...など、理由はさまざま。が、このパターン、ハズス場合が多い!名牝は必ずしも名繁殖牝馬ではないし、同じ母馬から活躍馬がそうそう出ることとは稀だ。ということで、この「自分血統」にスポットを当てて、今回のPOGでの対象馬を集めてみました。
    ま、ハズレても言い訳できるから、安全な作戦だよね。しかも、走っちゃったら、うれしさ2倍だし。

    ちなみに、一昨年度はこの「自分血統」で マックスキャンドゥキングヘイロー が大激走!
    昨年度は スティンガー を輩出!

    さてさて、今年はどうかな?

    大爆発とはいかなかった 「自分血統」、全体的に低調でしたね。

    アドマイヤボス ()橋田
    指名厩舎 バブ厩舎 1位指名
    兄姉 兄のアドマイヤベガ
    前評判 ダービー馬の全弟じゃ、騒がれないわけないでしょう。 どのグループでも1位で消える馬。
    結果 未出走でした。 今年の大ハズシ1号ですね。
    パシフィカス97(ビワタイテイ) ()松田博
    指名厩舎 明王厩舎 2位指名
    兄姉 兄のビワタケヒデ
    前評判 3冠馬の全弟だし、急死した母のパシフィカスの弔いに、と。
    結果 1勝止まりでした。
    Royal Bride97(*タイキステラ) 牝 (美)藤澤和
    指名厩舎 明王厩舎 4位指名
    兄姉 兄の*タイキトレジャー
    前評判 POG的においしい働きをした兄と同じなら、さほど評判になっていなくても期待できる。
    結果 未出走です。
    サクラテンシ 牝 (美)小島
    指名厩舎 明王厩舎 5位指名
    兄姉 兄のサクラユウシュン
    前評判 今年はSSの 「母ローラローラ」、夏デビューらしい。
    結果 よく走りましたが未勝利でした。
    フサイチディコルサ 牝 (美)杉浦
    指名厩舎 明王厩舎 9位指名
    兄姉 兄のナリタアトラス
    前評判 チーム田原、期待の一頭 (その後、杉浦厩舎へ転厩)。
    結果 3歳マル未抹消になって未出走でした。 その後に再登録されましたが、フサイチゼノン騒動の影響か、杉浦厩舎になってました。
    レガシーオブストレングス97(ベルモット) 牝 (美)伊藤正
    指名厩舎 明王厩舎 13位指名
    兄姉 姉のスティンガー
    前評判 昨年の最優秀牝馬の全妹だが、厩舎が藤澤和→伊藤正に替わってどうか?
    結果 1勝止まりでした。
    ダイイチルビー97(ダイイチサンデー) ()伊藤雄
    指名厩舎 オカピーテイオー厩舎 4位指名
    兄姉 姉のダイイチビビット
    前評判 こちらも競馬塾で大評判。 その雄大な馬体を、某調教師がしばらく立ちつくして見ていたそうだ。
    結果 未出走でした。
    シンコウラブリイ97(レディミューズ) 牝 (美)藤澤和
    指名厩舎 オカピーテイオー厩舎 5位指名
    兄姉 姉のレディベローナ
    前評判 毎年評判の 「母シンコウラブリイ」 だが、今年は一風変わった父に期待。
    結果 重賞2着、桜花賞出走。 ようやく花開いた 「母シンコウラブリイ」 ですね。
    ヤマニンリスペクト ()浅見
    指名厩舎 オカピーテイオー厩舎 8位指名
    兄姉 兄のヤマニンアビリティ
    前評判 ミラクル・アビリティ兄弟の下でSSだけに期待できる。
    結果 オープン特別勝ち。 下位指名にしてはおいしかったですね。
    ダイナアクトレス97(サイキョウロマン) 牝 ()坂口正大
    指名厩舎 オカピーテイオー厩舎 9位指名
    兄姉 兄のラグタイムサンデー
    前評判 さすがに評判に挙がらなくなった 「母ダイナアクトレス」 だが...
    結果 1勝止まりでした。
    グッバイヘイロー97(キングアカデミー) ()佐山
    指名厩舎 セッキーキング厩舎 5位指名
    兄姉 兄のキングヘイロー
    前評判 良血特集で取り上げられていたようなないような...
    結果 未勝利でした。
    キロフプリミエール97(ミレニアムダンサー) (美)和田
    指名厩舎 セッキーキング厩舎 8位指名
    兄姉 兄のプロトン
    前評判 去年ほどは騒がれていない 「母キロフプリミエール」、やっぱり伊藤雄と和田の違い?
    結果 未勝利でした。
    グロリアスサンデー ()伊藤雄
    指名厩舎 赤羽の種馬厩舎 1位指名
    兄姉 兄のスリリングサンデー
    前評判 今年はいつになく評判になっていた 「母スカーレットブーケ」、兄達の無念を晴らしそう。
    結果 1勝止まりでした。
    フサイチソニック ()松田国
    指名厩舎 赤羽の種馬厩舎 2位指名
    兄姉 兄のアグネスハンサム
    前評判 田原厩舎(その後、松田国厩舎へ転厩)では穴人気に。 期待の新種牡馬デインヒルの子だし。
    結果 骨折してしまって結局未出走でした。
    ティラニーオブラヴ 牝 ()浜田
    指名厩舎 赤羽の種馬厩舎 2位指名
    兄姉 姉のチューシテマリー
    前評判 馬名が決まっているから、デビュー早い、くらい?
    結果 未勝利のまま早々と登録抹消されました。 しかも繁殖にもあがれず乗馬に転用です。
    ゴールデンサッシュ97(サンシャインレイ) (美)鈴木康
    指名厩舎 赤羽の種馬厩舎 5位指名
    兄姉 姉のローズサッシュ
    前評判 社台にBTという異色さがウケていた?
    結果 1勝止まりでした。
    ダンシンインザレイン97(ロイスジュニア) (美)松山
    指名厩舎 赤羽の種馬厩舎 6位指名
    兄姉 姉のアンブレラ
    前評判 特に評判になっていたという記憶はない。
    結果 2勝しました。
    ゲートドクール97(ディアマンブルー) 牝 ()松田国
    指名厩舎 赤羽の種馬厩舎 9位指名
    兄姉 兄のカウンターストップ
    前評判 いつもの小林稔は定年だし、どこだろうねーってことくらい?
    結果 未勝利でした。
    ダイナフェアリー97(サマーベイブ) 牝 (美)鈴木康
    指名厩舎 赤羽の種馬厩舎 10位指名
    兄姉 兄のミッドサマーデイ
    前評判 意外に今年は騒がれていない 「母ダイナフェアリー」。 やはりSSからTBに変わったことが影響?
    結果 2勝、オークス出走。 さすが定番、恐れ入りました。
    ミルレーサー97(アグネススペシャル) (美)小島
    指名厩舎 オギキセキ厩舎 7位指名
    兄姉 兄のフジキセキ
    前評判 小島がどうでるか、くらい
    結果 1勝止まりでした。



ドラフト実録!

このコーナーは、 ダービーの数時間後に行われた ドラフト(第1回、10頭/1人) の様子を再現したものです。


  1. ドラフト前 〜伝説の男が復活する〜
    今年のドラフト施行時期は今までの7月上旬ではなく、ダービー直後。 いわゆる正統派ルールの開催時期だ。 というのも、北京在住の北京の種馬氏 (現 赤羽の種馬氏) がこの時期にちょうど帰国する予定だったため、ジャストミート! 函館3歳S馬を持つ可能性もグンと増えました。

    さてさて今年のドラフト、何と言っても最大のトピックスはオギキセキ氏の復活であった。 数年前のPOGで、フジキセキ・スキーキャプテン・プライムステージ軍団を率いて優勝→引退という華々しい過去を持つツワモノだけに、その眼力に誰もが脅威を持っていることだろう。 何より恐かったのは 「自分血統」 「他人血統」 などのしがらみを一切気にせずに指名できる 「気軽さ」 であった。 そして、指名の傾向がつかめない。 これじゃぁ、ドラフト戦略を練るに練られないよ...

  2. 緊張の1位指名 〜おっ、久しぶりの競合!〜
    まずは、バブから見た各人の指名予想を...

    投票
    いつものように灰皿へ投票。 今年はどんなドラマが生まれるのか?

    開票
    投票結果は、 となったため、久しぶりに競合! なお、バブの予想が当たったのはやっぱりの北京の種馬氏 (現 赤羽の種馬氏) だけ。 うーん、他人に1位指名を予想するのは難しい。(^^;
    それと、やっぱりというか、北京の種馬氏 (現 赤羽の種馬氏) の血統になりつつあり、アンタッチャブルな領域の 「母バレークイーン」 をあっさり持っていったオギキセキ氏の動向は要注意だ (当の北京の種馬氏 (現 赤羽の種馬氏) は指名意欲がそれほどなかったらしいが)。 アドマイヤボスに来なくて良かった。(^^;

    クジ
    アタリを引き当てたのは明王氏! 京都競馬場でチョウカイキャロルを応援していたというオカピーテイオー氏、がっくり... 競合勝ちした馬が活躍する明王氏だけに、チョウカイウエストは非常に恐い存在だ。

  3. またまた競合必至の2位指名 〜やっぱりね〜
    1位指名級が全然消えていないぞ。 だって、ジェドゥーザムール97(マクシミリアン)Nany's Appeal97(*エンドアピール)パシフィカス97(ビワタイテイ)の3頭が残っているもの。
    と思ったら、やっぱりジェドゥーザムール97(マクシミリアン)で競合! 指名したのはオギキセキ氏とセッキーキング氏。 クジで勝ったのはオギキセキ氏! POGに強い人は運も強いのか!? 負けたセッキーキング氏は相当のショックだったらしく 「実はこっちが自分の中で1位だったのに...」 という言葉に哀愁が漂っていた。
    なお、バブは熱い闘いを尻目に超即戦力のマイネルジェアンをあっさり指名。どうせ他の指名予定馬も獲られないだろうから、絶対に欲しい馬を2位に。 と余裕をこいていたら、フサイチソニックを北京の種馬氏 (現 赤羽の種馬氏) に持っていかれた! 兄のアグネスハンサムを持っていた北京の種馬氏 (現 赤羽の種馬氏) の動向はチェックしていたが、まさか2位で来るとは.... バブは3位でこの馬を獲ろうと思っていたのに...
    あとはパシフィカス97(ビワタイテイ)を予想通り明王氏が持っていき、残るはNany's Appeal97(*エンドアピール)だけか。

  4. 競合3連発の3位指名 〜強運の固まりか、この男は!〜
    やっぱりと言うか、Nany's Appeal97(*エンドアピール)が重複指名。 バブは1位で持っていかれると思って切った1頭だったのに...
    指名したのはオギキセキ氏とオカピーテイオー氏。 2位指名競合で勝っている前者と、1位指名競合で負けている後者。 勢いがそのまま出たのか、「申し訳ないね」 という一言であっさり勝利をものにしたオギキセキ氏は強い!

  5. そろそろ独自の世界に入っていく4位指名 〜さすがに競合はもうないでしょ〜
    やはり5人→6人に増えるとめぼしい人気馬が消えるのが早いのか? あとは自分ワールドに突入するであろうと予測。 やっぱり競合はなかった。
    おもしろいトピックスとしては、北京の種馬氏 (現 赤羽の種馬氏) が持っていくと思っていたクルーピアレディー97(ホワットアリーズン)はオギキセキ氏の手に。 オギキセキ氏の上位4頭は誰もが欲しがる馬ばかり。 やはり侮れん...

  6. 休憩前の5位指名 〜オギキセキ氏の動向に注意せよ〜
    セッキーキング氏お得意の血統であったリングレットを、オギキセキ氏があっさり持っていく。 やはり、おもしろいドラフトになったなー!

  7. ドラフト終了! それぞれの自己採点は?
    10位指名までが終わって無事終了した今年のドラフト。 それぞれ自己採点してもらいました。
    バブ
    90点
    フサイチソニックを持っていかれたのが痛かった」
    北京の種馬 (現 赤羽の種馬)
    90点
    アイドリームドアドリーム97(エアシャカール)は欲しかった」
    セッキーキング
    70点
    「隠れ1位のジェドゥーザムール97(マクシミリアン)を逃したのが痛恨」
    オギキセキ
    100点
    「競合2戦2勝だし、松坂を引き当てた西武のようだよ!」
    明王
    100点
    「1位のチョウカイウエスト競合に勝ったから満点!」
    オカピーテイオー
    80点
    「競合2戦2敗だから」

と、まぁ、こんなとこです。 今年は競合が3組もいて、盛り上がりました! ドラフトって本当に楽しいね!!!



オカピーテイオーの憂鬱な1日(みどころ番外編)

著者はオカピーテイオー氏です。 では、どうぞ。





ドラフト実録! (第2回ドラフト編)

このコーナーは、 1999年9月4日(土)に行われた ドラフト(第2回、3頭/1人) の様子を再現したものです。
北京在住の”北京の種馬氏 (現 赤羽の種馬氏)”だけでなく、”明王氏”も不参加となってしまいました。
  1. ドラフト前 〜嵐の予感 (本当に嵐でした)〜
    最近、日本の天気はどうにかしている。 暑すぎるし、暑い日が続きすぎるし、時折降る雨は降りすぎる。 ドラフト当日も異常気象と言える一日であり、昼頃、もの凄いどしゃ降りだった。 確か都内や埼玉県南部には大雨洪水警報が出されていたはず。 バケツをひっくり返したような雨とはこのことだ。 幸い雨は夕方には上がったが、何とも不吉な予感をさせる出来事だった。
    そうこうしているうちに午後3時前、集合時間まで3時間足らずというときに明王氏から電話連絡。 「仕事が忙しくて参加できそうもない。 指名については皆のドラフトが終わってからにします。」 とのこと。 あれれ、この雨の中、休日出勤か(某県でも降っていたのかは定かでないが)と思いつつ、今日のドラフトが4人になることを他のメンバーにも連絡。
    さてさて、3頭とは言えこの第2回ドラフトからも過去にスター馬は輩出している。 「バブ」 というハンドルネームのもとになったバブルガムフェローや、最優秀3歳牝馬となったスティンガーや*スピードワールドなど。 その後の戦局に重大な影響を与える馬も輩出しているぞ。

  2. まずは11位指名 〜こんなケース初めてだ!〜
    とりあえずは、バブから見た各人の指名候補を。

    投票&開票
    バブ : *イデム → *グラスワンダー級に育ってくれよ!
    北京の種馬 (現 赤羽の種馬氏) : ロンリームーン → 思わず「当たったー」と声を発してしまった
    オカピーテイオー : *グラスベンチャー → グラス+尾形できたか、なかなかやるなー
    セッキーキング : アイシーサイレンス → エアジハードの下ね (競合しなくて良かった)
    オギキセキ : ヒダカサイレンス → 最近騒がれているSSの大物だね

    .........さて問題です。 この中に「おいおい!」と突っ込みを入れられてしまう人がいます。 さて、誰でしょう? 当POGのメンバー以外でわかった人は、当サイトのディープ・リピーターとして認定しましょう!

    正解は..................
    オギキセキ氏のヒダカサイレンス、これはダメです。 なぜなら、セッキーキング氏が既に第1回ドラフトで指名しちゃっているからです! 確かに第1回ドラフト時は馬名未定で「ダボナアンビション97」だったけど、そのくらいはチェックしましょうよー。 当サイトでも トピックス で伝えているんだし。

    もちろん、その場は大爆笑! 当人の「えっ、そのダボナアンビション97ってヒダカサイレンスなの?」という天然ボケぶりに唖然としつつも、「全然チェックしてねーよー」という言葉が本当であったことが裏付けされました。

    ちなみにオギキセキ氏の”ハズレ11位”指名はニシノマンゲツです。

    どうですか? 皆さんのグループでもそういったことってありますか? あるんでしょうねー、そういうこと。 いるんでしょうねー、そういう人。 でも、そんな奴には絶対に負けたくないですよねー (^^)

  3. もう一波乱あるのか12位指名 〜今からリストアップするなよ!!〜
    大爆笑だった11位指名に続き、12位指名。 オカピーテイオー氏がそろそろSaratoga Scene97(*ロードルシミエント)に来るかなと思ったが、北京の種馬氏 (現 赤羽の種馬氏) がかっさらっていった。 事前に北京の種馬氏 (現 赤羽の種馬氏) の指名馬をメールで見ていたオカピーテイオー氏もリストに挙げていたらしいが、無理して獲りにはこなかったようだ。
    そして「主役」のオギキセキの動向に注目すると、どうやらリストアップしてきた馬が4頭のみだったらしく、ネタ切れになったようだ (^^;。 そのため急遽セッキーキング氏が持参してきたPOG本を見始めた。
    どうです? とても、過去に優勝→引退という輝かしい過去がある人とは思えないっすよね。

  4. やってくれたね13位指名 〜最下位指名で競合!!!〜
    最下位指名で競合しちゃいました。 どの馬だと思います?
    *マチカネランラブリーインチーフアグネスフローラ97(アグネスフライト)ニホンピロニールRomanette97(*ウインエルシエロ)
    ラブリーインチーフ(母ダイカツジョンヌ)は「母活躍馬好き」というオカピーテイオー氏しか見向きもしないので競合なんてしないです(^^)。
    正解は、ニホンピロニール でした。
    どう? 自分の指名馬が競合されていたとは、ここで初めて知ったかな?>北京の種馬氏 (現 赤羽の種馬氏)。
    そしてまたまた問題。 北京の種馬氏 (現 赤羽の種馬氏) と誰が競合したでしょう?
    正解は、本日の主役・オギキセキ氏でした。
    その場でチェックして、この馬に目を付けるとは...なんて強運なんだ! 笑いの神様が降りてきたようだぞ。 そしてクジ引き。 不在の北京の種馬氏 (現 赤羽の種馬氏) はクジを引けないので、オギキセキ氏が最初にクジを引き、残ったほうが自動的に北京の種馬氏 (現 赤羽の種馬氏) に。 ここでも笑いの神様が降りてきて、見事ハズレを引いちゃったオギキセキ氏! ある意味強運を発揮しているよ。
    当のオギキセキ氏は本日のクジが実質2戦2敗(1つは不戦敗)だったことにショックを隠し切れない様子だが、「獲れなかったのが悔しいのではなく、クジに負けたことが悔しい」 と語った。 確かに第1回指名時ではクジ2戦2勝という 「松坂を引いた東尾」 並みのゴッドハンドを披露していただけに、その神通力が弱まったのだろうか。

    その他、今回の第2回ドラフトで気づいたことは、セッキーキング氏が3頭すべてをSS産駒にしていたこと、オカピーテイオー氏があいかわらず「母活躍馬好き」であること [12位 マックスジョリー97(ビューティソング)、13位 ラブリーインチーフ(母ダイカツジョンヌ)]、でした。

    最後に、オギキセキ氏の悪いバイオリズムが次週デビューの”競合で勝ち取った馬”*エンドアピールに影響しないことを祈りつつ、これにて第2回ドラフト実録を締めさせていただきます。 もし*エンドアピールが負けたらオギキセキ氏のせいでしょう(^^)。

    さてさて、この指名馬達から来年の春をにぎわす馬が出てくるのでしょうか? 乞うご期待!



第2回ドラフト番外〜麻雀編〜

このコーナーは、第2回ドラフト後に行われた麻雀の様子を再現したものです。
POGに関連した話はほとんで出ませんし、麻雀を知らない方にはチンプンカンプンの話だと思うので読まないほうが賢明でしょう。(^^;

  1. ドラフト後の行方
    第2回ドラフトも無事終わり、会場のちゃんこ屋を出る男4人。 時間は午後10時前。 今日は土曜日だし、もうひと盛り上がりできそう。 このシチュエーションでいきつく答えは...そう、麻雀 でした。

  2. 久しぶりの麻雀
    会場はバブ邸。 駐車場問題やプレイ環境(テーブル・雀牌など)を整えるのに時間がかかり、集合したのは午後10時30分頃。 2年くらい前にもこのメンツで打ったことはあったが、それ以来の麻雀という人が多かった。 マンションの室内に響き渡る牌の音に気を遣いながら、早速スタート!

  3. 「割れ目」が勝負の分かれ目?
    ここで簡単にルールを。 ありあり、点5、ウマ5・10、25000点持ちの30000点返し、ヤキトリあり、飛びあり、割れ目あり、赤ドラあり(5ピン2枚、5ソウ1枚、5マン1枚)、など。 このルールの特徴としては、とにかく早上がりにかけるべし。 ヤキトリがあるし、安い手が赤ドラや割れ目で思わぬ高得点に化ける可能性があるからね。

  4. いきなりその威力を見せ付けた「割れ目」
    東二局でいきなり大きな動きが。 親のオカピーテイオー氏に対して、セッキーキング氏が振り込んだ。 手としては単なる喰いタンだけだったが、ドラ3がついてこの時点で親マン12000点。 しかもセッキーキング氏が 割れ目 だったために支払が になって24000点。 持点が25000点なだけに、残りはわずか1000点。 そう、あと1000点で「飛び」になり、その時点で半荘終了。 早々とこのルールの恐ろしさを見せ付けられた4人であった。

  5. 半荘終了
    その後、セッキーキング氏が盛り返して飛ばずに済んだが、南一局でオギキセキ氏が飛んだ。 ヤキトリであったオギキセキ氏は、この半荘だけで -67。 トップは独走状態だったオカピーテイオー氏で +56。 セッキーキング氏は執念の追い上げとオギキセキを飛ばしたことで2位の +19 を確保。 バブは振り込みこそ少なかったが上がりも少なく、原点付近をうろちょろしていたために -8 の3位に終わった。

  6. 終わったのが午前2時30分
    半荘が南一局で終わるというハイペースで進んだが、結局次の半荘はオーラスまで続いて終わったのが 午前2時30分。 休憩を間に挟んだとは言え、2回の半荘で4時間を費やすという効率の悪さ(普通は半荘1時間程度)。 こんなにダラダラした理由は簡単、割れ目ルールにビビって振り込むことを極度に恐れ、牌を切る時間がみな異様にかかったためでした。 そして流局も多く、2本場、3本場は当たり前の世界。 役作りもショボ手の連続で、純粋には満貫に達せずにドラや割れ目に頼る手がほとんど。 時間的にはダラダラしてたが、緊張・緊張の連続であっという間に過ぎ去った4時間でした。

  7. 結果発表
    最終的な結果は以下の通り。 唯一県外からの参加となったオギキセキ氏にとってはまさに踏んだり蹴ったりの一日。 ドラフトじゃぁ競合2戦2敗だったし、麻雀ではボロ負け。 遠征した甲斐がなかったというものだ。
    1回 2回 結果
    オカピーテイオー +56 +1 +57 +2850
    バブ -8 +55 +47 +2350
    セッキーキング +19 -25 -6 -300
    オギキセキ -67 -31 -98 -4900

  8. おわりに
    ということで皆さんお疲れ様でした。 もうすぐ三十路の身で午前3時に車を運転するのは激務だったことでしょう。 飽きずに読んでくれた読者の方もお疲れ様でした。 こんな身内の、しかもPOGとはまったく関係ない話に付き合ってくれても何の得にもならなかったでしょうが、このページのコンセプトは「仲間内のPOGを盛り上げる」ことなので、メンバーに喜んでもらおうと思い作成した次第です。 ま、POGという趣味を通じて和気藹々と時間を共にできる友人を持つというのは素晴らしいことではないでしょうか。

    と最後はPOGに強引に関連付けたところで、番外編を終了させていただきます。 果たしてオギキセキ氏がリベンジできる日は来るのでしょうか?