'11/'12 POGのみどころ

第1回ドラフトを再現した ドラフト実録 もあります。



  1. 競合馬の活躍ぶり
    今年はディープインパクトの2年目産駒。 いきなりクラシック制覇したスーパー種牡馬なので、人気も偏ることでしょう。。


    重賞勝ちも輩出しました。やはり人気馬は走る確率が高そうです。

    1位指名競合 ダノンムーン ()藤原英
    対決厩舎 オギキセキ vs バブで競合! → 勝ったのは オギキセキ厩舎
    前評判 ダービー馬エイシンフラッシュの半弟、父はディープインパクト、社台F牡馬No.1という触れ込みなので、どのPOGでも人気だったことでしょう。
    対比馬 バブ厩舎 のハズレ1位指名は クランモンタナ ()音無
    こちらもディープインパクト牡馬・社台Fで同じですが、社台TCの1億5,000万円馬なので、期待は確か。半兄キャプテントゥーレは皐月賞馬なので、血統背景も確か。
    結果 仲良く1勝止まりでした。
    1位指名競合 グランデッツァ ()平田
    対決厩舎 オカピーファルコン vs トップカンで競合! → 勝ったのは オカピーファルコン厩舎
    前評判 全年の桜花賞馬ダービー馬マルセリーナの半弟、父はアグネスタキオン。血統だけなら文句なし、に加え、タキオンの傑作と言われている馬。不安は、平田厩舎ということと、ポキオンと揶揄されるようにダービーまで脚が持つかどうか...
    対比馬 トップカン厩舎 のハズレ1位指名は ワールドエース ()池江
    成長待ちとも言われているようですが、サンデーTCの1億円馬なので素質は確か。
    結果 父のアグネスタキオン産駒に思い入れがあるオカピーファルコン、母のマルバイユ産駒に思い入れがあるトップカン、クジとしては前者が勝ちましたが、結果は...両方共に重賞勝ちましたね、お見事!!!
    2位指名競合 ダノンドリーム ()池江寿
    対決厩舎 バブ vs オギキセキで競合! → 勝ったのは バブ厩舎
    前評判 *ゴスホークケンの半弟という血統背景、順調な育成という情報。かなりの人気だったかと。
    対比馬 オギキセキ厩舎 のハズレ2位指名は ジョワドヴィーヴル 牝 ()松田博
    ハズレ2位まで残りました。小柄な牝馬というのが敬遠された理由でしょうか。無事デビューすれば、稼ぐことでしょう。
    結果 ダノンドリームはデビュー間近での怪我が響いて未勝利でした...対するジョワドヴィーヴルはG1勝ち、小柄でも良血で名門厩舎に入れば克服されるのですね。
    8位指名競合 ダノンオリエント ()橋口
    対決厩舎 トップカン vs バブで競合! → 勝ったのは トップカン厩舎
    前評判 8位まで残っているくらいの馬なのですが、ハーツクライ産駒の橋口厩舎ってことで、誰もがリストアップはしていたのかな、と。
    対比馬 バブ厩舎 のハズレ8位指名は サンライズシャトー ()安田
    順調そうという情報と、リーディング種牡馬キングカメハメハでは人気になっていたのかな、と。
    結果 こちらも仲良く1勝止まりでした。
    11位指名競合 モンテエクリプス ()松田国
    対決厩舎 トップカン vs オカピーファルコン vs バブで競合! → 勝ったのは トップカン厩舎
    前評判 9月第2回ドラフトの1位指名ですが、阪神開催デビューの大物として取り上げられていました。
    対比馬 オカピーファルコン厩舎 のハズレ11位指名は ヴァンヘルシング ()角居
    こちらも阪神開催デビュー馬で即戦力ですね。角居のディープ産駒というのも人気の秘訣かと。
    バブ厩舎 のハズレ11位指名は カナロア ()藤原英
    ディープ産駒。入厩はまだですが、血統面で期待ができる感じです。
    結果 未勝利とか1勝だったので、さして差はありませんでした。即戦力が戦力にならないというのが痛いですね。



  2. 他人血統激走か?
    昨年はマルセリーナを輩出した他人血統。 今年も強奪で良いPOGライフを。

    ジョワドヴィーヴルが阪神JF(G1)を制しています。血の力は偉大ですね。

    ワールドエース ()池江
    指名厩舎 トップカン厩舎 1位指名
    つながり バブ厩舎 半姉のレインボークォーツ
    前評判 ディープ産駒なので注目はされてましたが、さほど早期デビューという話はなかったような。順調に出走すれば活躍するのでしょうが、順調さがすべてのポイントかと。
    結果 ダービー1番人気、この馬にかっさらわれると思いましたが...デビューは12月で遅めでしたが重賞勝ちましたし、これをドラ1で指名するとはお見事です。
    モンテエクリプス ()松田国
    指名厩舎 トップカン厩舎 11位指名
    つながり オカピーファルコン厩舎 半姉のマシュケナーダなど
    前評判 9月の第2回ドラフト時、阪神開催デビューの大物として取り上げられていました。マルカシェンクを彷彿とさせる大物っぷりでした。社台系ではないのが引っ掛かりますが、松田国師も絶賛のようなので、走ってくることでしょう。ちなみに、6月の正規ドラフト前にもそこそこ騒がれてましたが、やはり非社台系ということで敬遠されたものと推測します。
    結果 未勝利でした。驚きです。非社台だから?マツクニブランド崩壊?小さめの馬体だったから?ちょっとスッキリしないですが...
    ダノンムーン ()藤原英
    指名厩舎 オギキセキ厩舎 1位指名
    つながり バブ厩舎 半兄のカラータイマー
    前評判 ダノンがドラフト1位で競合となると一昔前までは信じられませんでしたが...時代は変わりました。
    結果 1勝止まりでした。藤原英はダービートレーナーですが、慎重に使うところがネックなのでしょうね。
    ジョワドヴィーヴル 牝 ()松田博
    指名厩舎 オギキセキ厩舎 2位指名
    つながり トップカン厩舎 半姉のブエナビスタなど
    前評判 待望のディープ産となった母ビワハイジですが、ちょっと小柄ということで敬遠された傾向もあります。とは言っても晩秋には元気にターフを駆け回って活躍していることでしょう。
    結果 新馬-阪神JF(G1)をぶっこぬかれた時は、春牝馬2冠を覚悟しましたが...いずれにせよハズレ2位は失礼だった、ということですね。
    トーセンシーザー (美)加藤征
    指名厩舎 オギキセキ厩舎 13位指名
    つながり バブ厩舎 半兄のマルカシェンクなど
    前評判 毎年人気となる母シェンクですが、加藤征厩舎というのと、やはりまだ全幅の信頼が置けないトーセンということで、今年はさほど人気にはならず。馬自体は良いのでしょうが、プロフィール的に触手が伸びない、という感じでしょうか。
    結果 未勝利でした。
    ワンサイドゲーム 牝 ()松永幹
    指名厩舎 バブ厩舎 3位指名
    つながり オギキセキ厩舎 半姉のインパクトゲーム
    前評判 今年はソコソコいる*ウォーエンブレム産駒。育成も順調そうで、馬体も雄大。ダート寄りかもしれませんが、順調ならば稼いでくれることでしょう。
    結果 順調さを欠いて2月デビューとなったのが誤算でした。未勝利です。
    アナスタシアブルー 牝 ()松田国
    指名厩舎 バブ厩舎 6位指名
    つながり 台北の種馬厩舎 母のライラプス
    前評判 函館デビューも視野に入っているようで、早期の活躍が期待されてます。*ファルブラヴ産駒は牝馬ならば活躍できそうですし。
    結果 素質馬揃いのデビュー戦を快勝したときは桜の文字がよぎりましたが...尻すぼみの結果でした。
    マトゥラー 牝 ()池江
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 5位指名
    つながり トップカン厩舎 半兄のジャポニズム
    前評判 2冠馬オルフェーヴルの下でディープ産駒ですから、評判になるかと。ただ、母のオリエンタルアートはステイゴールドとの相性は抜群ですが、それ以外だとソコソコということもあって半信半疑になっている人たちも多いようです。
    結果 2戦未勝利で早々とターフを去りました。繁殖として期待しましょう。
    マテルナ 牝 ()坂口則
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 8位指名
    つながり バブ厩舎 半兄のツルマルジュピター
    前評判 半兄ツルマルジュピターはデビュー直前の猛時計で人気となってましたが、当馬はそうではなさそうです。父のダイワメジャーのポテンシャルに期待です。
    結果 未勝利でした。
    ダイワマッジョーレ ()矢作
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 13位指名
    つながり オギキセキ厩舎 半兄のアサクサショパンなど
    前評判 毎年人気となる母*ファンジカですね。今年はダイワで矢作厩舎。新鮮味溢れるプロフィールなので、未知の魅力に期待です。
    結果 2勝しました。
    グランデッツァ ()平田
    指名厩舎 オカピーファルコン厩舎 1位指名
    つながり トップカン厩舎 半姉のマルセリーナなど
    前評判 社台関係者が、タキオンの代表産駒になれる器と言ったとか。人気になりますね。あとは平田厩舎がどうなの?くらいかと。無事ならば稼いでくれることでしょう。あとは脚がクラシックまでもつかどうかが焦点。
    結果 札幌2歳S(G3)、スプリングS(G2)の1,800m重賞を勝ち、皐月賞は5着でダービーが10着...距離の壁がありそうですが、いずれにせよ稼ぎましたし、何より脚がもちました。お見事。
    スピルバーグ (美)藤澤和
    指名厩舎 オカピーファルコン厩舎 2位指名
    つながり オギキセキ厩舎 全兄のトーセンラー
    前評判 全兄は小柄でしたが、こちらは雄大とのこと。厩舎が藤澤和に替わり、もどかしい感じにならなければ稼いでくれることでしょう。
    結果 重賞3着続きでもどかしい感じでしたが、結局ダービー出走も叶い。お見事です。
    トーセンホマレボシ ()池江
    指名厩舎 オカピーファルコン厩舎 3位指名
    つながり バブ厩舎 半兄のトーセンジョーダン
    前評判 実績のあるトーセン-池江ラインなので、間違いないかと。秋デビューという話ですし、順調ならば活躍することでしょう。
    結果 京都新聞杯(G2)に勝ち、ダービーも3着。お見事。というかドラ1,2,3が共にダービー出走というのがお見事です。
    モルトフェリーチェ 牝 ()宮
    指名厩舎 オカピーファルコン厩舎 5位指名
    つながり トップカン厩舎 半兄のリフトザウイングス
    前評判 社台ディープ牝馬No.1という噂も。だったら何故、宮厩舎なの?という疑問もあり、半信半疑でした。1年後の結果を見ましょう。
    結果 未勝利でした。飼い食いが細いという話もあって順調に使えなかったようです。
    フェアリーダンス 牝 ()池江
    指名厩舎 オカピーファルコン厩舎 7位指名
    つながり 台北の種馬厩舎 半兄のサイレントディールなど
    前評判 タキオン牝馬ということでソコソコ話題に。社台オーナーズなのでさほど情報は出てきてなかったですが、順調ならば活躍してくれることでしょう。
    結果 未出走でした。
    ロードハリケーン ()池江
    指名厩舎 オカピーファルコン厩舎 10位指名
    つながり トップカン厩舎 全兄のダノンバラード
    前評判 ロード馬なのでさほど評判には上がってませんでしたが、全兄の活躍ぶりをみると期待したいところです。
    結果 年明けデビューで未勝利でした。
    ヴァンヘルシング ()角居
    指名厩舎 オカピーファルコン厩舎 11位指名
    つながり オギキセキ厩舎 半姉のシャイニンルビーなど
    前評判 9月の第2回ドラフト時に、即戦力として人気になっていました。角居厩舎のディープ産駒ですし、稼いでくれることでしょう。
    結果 未勝利でした。



  3. 自分血統でハズシか?
    POGの醍醐味と言えば、やっぱ、自分の思い入れのある馬(血統)を応援することですよね。 レーヴドスカーを追いかけてレーヴディソールのご褒美が。 最後はタキオンらしく骨折しましたが...十分でしょう。

    今年はいいことなかった自分血統。それを物語るように、8頭指名した台北の種馬が惨敗となってます。

    アデンピアモ 牝 ()橋口
    指名厩舎 トップカン厩舎 9位指名
    つながり 半兄のペールギュントなど
    前評判 タキオン牝馬としてソコソコ評判になってましたが、さほど大きくは取り上げられてないような。順調に出走してくれば橋口厩舎だけに活躍しそうですね。
    結果 未出走でした。
    クランモンタナ ()音無
    指名厩舎 バブ厩舎 1位指名
    つながり 全兄のサトノオー
    前評判 今年は音無厩舎となった母エアトゥーレ。サトノオーの衝撃的なデビュー戦は何だったのかというトラウマや、マイラーっぽい資質もあって割引となっている傾向もありますが、馬そのものは評判が良かったような。いずれにしても距離に限界はありそうですね。
    結果 1勝止まりでした。距離にも壁がある感じ。ドラ1の器ではないのかな。
    エキストラエンド ()角居
    指名厩舎 バブ厩舎 12位指名
    つながり 全兄のリベルタス
    前評判 金子真人⇒クラブ馬となってスケールダウン感は否めませんが、血統的背景は全兄と同じはず。厩舎も同じ。昨年のリベンジに燃えている人には思い入れがある馬かと。
    結果 G2で3着と、そこそこ活躍しました。晩成っぽいですが。
    アドマイヤトライ ()橋田
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 1位指名
    つながり 母のアドマイヤグルーヴなど
    前評判 *シンボリクリスエスってどうなの?に尽きるかと。馬体は良さそうですが、クラシックに無縁なので。母の繁殖としての底力に期待しましょう。
    結果 1勝止まりでした。シンクリで朝日杯FSを勝ちましたので、潜在能力はあるのでしょう。
    サトノプレジデント (美)藤澤和
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 2位指名
    つながり 半姉のダンスファンタジア
    前評判 こちらも、*シンボリクリスエスってどうなの?に尽きるかと。*ファルブラヴで半姉を輩出した母のダンスインザムードの繁殖力に期待しましょう。
    結果 こちらも1勝止まり。いまいちはじけませんでした。
    サングヒーロー ()音無
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 3位指名
    つながり 半兄のブラックシェルなど
    前評判 今年は音無厩舎に変わった母オイスターチケット。馬主は相変わらず金子真人HDですが。それが吉と出るか凶と出るか。
    結果 未出走でした。
    ローゼンケーニッヒ ()橋口
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 4位指名
    つながり 半兄のローズキングダムなど
    前評判 こちらも、*シンボリクリスエスってどうなの?に尽きるかと。←このコメント、多いですね(^^;
    結果 こちらも1勝止まり。まぁまぁなのですが、それだと期待はずれなんでしょうね。
    ダイワネクサス (美)上原
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 6位指名
    つながり 母のダイワルージュなど
    前評判 毎年ソコソコ評判になる母ダイワルージュですが、結果はイマイチ。上原厩舎だからなのでしょうか。今年もソコソコ評判にはなってましたが。
    結果 未勝利でした。
    インステイト ()友道
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 7位指名
    つながり 半兄のボレロなど
    前評判 母バレークイーンも高齢ですね。アンライバルドを輩出したとは言え、さすがに厳しいかもしれず。父のダイワメジャーの若さと未知の魅力に期待ですね。
    結果 未勝利でした。
    ボルボレッタ 牝 ()松田国
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 9位指名
    つながり 半兄のフサイチリシャールなど
    前評判 今年は父が*ウォーエンブレムとなった母フサイチエアデールですね。あまり順調ではないという噂も聞きましたが。父と母の底力に期待しましょう。
    結果 未出走でした。
    トーセンサミット ()大久保龍
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 11位指名
    つながり 半兄のプレイなど
    前評判 セレクトセール高額馬ですが、半信半疑のトーセンと半信半疑の*シンボリクリスエス産駒ということで、割引ムードが漂っていたような。
    結果 未勝利でした。シンクリだと案外なのでしょうか。



ドラフト実録!







今回も、各人にドラフトの自己採点をしてもらいました。 色々な想いが交錯したこの馬たちと共に、1年間、歩んでいきます。

厩舎 自己採点 本人の感想

台北の種馬 80点 ダイワメジャーNo.1評価デアリングプライドアナスタシアブルーが獲られた」

バブ 50点 ダノンムーンクランモンタナワールドエースのディープ牡馬3頭が欲しかったけど...」

オカピーファルコン 98点 ダノンムーンジョワドヴィーヴルのポールポジション2頭が獲られたこと(だったら2位でいけよ!と突っ込みが入ってましたが)」

オギキセキ 80点 「牡馬が手薄」

トップカン 70点 「1位指名を逃した」