'04/'05 POGのみどころ

第1回ドラフトを再現した ドラフト実録 もあります。



  1. 競合馬の活躍ぶり
    サンデーサイレンス産駒も残すところあと2世代。 最後の世代は産駒数も少ないという話ですから、SS漁りが出来るのは実質、今年が最後。 超有力馬も当然、SS牡馬の数頭に集中しているので、いくつか競合が発生することでしょう。

    競合は多かったのですが、それほど痛恨な結果にはならず。しかも、競合勝ちした馬がほぼ、活躍度も高くなってます。

    1位指名競合 グッドネイバー ()橋口
    対決厩舎 オギキセキ vs トップカン で競合! → 勝ったのは オギキセキ厩舎
    前評判 今年のセレクトセール金子真人はコレ、産地馬体検査済。 厩舎はいつもの池江郎や松田国でなく、橋口ですが、ユートピアでお馴染みのコンビですから間違いないところ。 この馬かサムライハート(エアグルーヴ02)が人気の双璧でしょう。
    対比馬 トップカン厩舎 のハズレ1位指名は サンデープラチナム(ジャウンティング02) (美)藤澤和
    昨期、新馬連勝記録で話題になった藤澤和厩舎。 そのSS牡馬ですから人気は当然ですが、何頭もいる中からコレをチョイスしたのですから、馬体とか何か思うところがあったのでしょう。
    結果 共に1勝止まりでした。金子真人の当たりは別の馬でしたし、藤澤和も昨期の勢いがありません。1位指名って、こんな結果になるのが多いのかもしれません。。。
    2位指名競合 レースパイロット 牝 ()松田国
    対決厩舎 オギキセキ vs オカピーファルコン で競合! → 勝ったのは オギキセキ厩舎 (クジ2連勝!)
    前評判 半兄は、異次元の強さでダービーを圧勝したキングカメハメハ。 その下でSS産駒ですから、評判になって当然。 牡馬なら1位で消えたのでしょうが、牝馬でもやはりというか、2位で狙っている人が多かったというわけです。
    対比馬 オカピーファルコン厩舎 のハズレ2位指名は レイズユアドリーム(エアザイオン02) (美)藤澤和
    またもや外れ指名は藤澤和のSS牡馬ですか。 単なる偶然でしょうが。 こちらは社台の高額募集馬ということで話題になってますが、いかんせんエアザイオン自身が晩成だったこともあり、デビュー時期だけが気になるところでしょう。
    結果 2勝+重賞2着ですから、レースパイロットは立派でした。レイズユアドリームは危惧していたデビューが年明けになり、1勝止まり。藤澤和のよろしくない一面が出た年と言えるのでしょう。
    3位指名競合 アドマイヤコング(カタリスト02) ()橋田
    対決厩舎 オギキセキ vs バブ で競合! → 勝ったのは オギキセキ厩舎 (クジ3連勝!)
    前評判 こちらもブランド化しつつある、セレクト・アドマイヤ・橋田の組み合わせ。 さして騒がれてはいなかったので3位まで残りましたが、プロフィールだけ見ると1位でもおかしくないところ。
    対比馬 バブ厩舎 のハズレ3位指名は メガトンカフェ(バレークイーン02) (美)小島太
    今年はセレクト・カフェ・小島太となった母バレークイーン。 私バブは今までこの血統に手を出してませんでしたが、さすがにこのプロフィールなら触手が動くところ。 小島太師も、相変わらず吹いているようですし。 頼もしい限りです。(^^;
    結果 こちらも共に1勝止まりでした。プロフィールだけは抜群でしたが、結果が伴うかは別の話。でも、こういった多くのハズレの中に、アタリが潜んでいるのがPOG。それを選べるかどうかで勝敗が決まるのでしょう。
    6位指名競合 *エイシンヴァイデン ()瀬戸口
    対決厩舎 バブ vs オギキセキ で競合! → 勝ったのは バブ厩舎 (オギキセキ氏、クジ4連勝ならず!)
    前評判 今年は例年に比べて早期マル外が多いような気がします。 そんな中、最も評判になっている馬の一頭が当馬。 とりあえず早くに1勝し、うまくいけばオープン特別、2歳S、あわよくば朝日杯まで・・・と妄想している人も多いことでしょう。
    対比馬 オギキセキ厩舎 のハズレ6位指名は フローラルパレス 牝 ()松元省
    こちらは即戦力ではありませんが、母フラワーパークは去年もソコソコ活躍したので安定勢力になってくることでしょう。
    結果 *エイシンヴァイデンは思惑通りの活躍でした。2歳オープン特別を2勝もしたのですから。フローラルパレスは2月デビューで1勝。クズは出さない血統らしく、きちんと勝ち上がりはしています。



  2. 他人血統激走か?
    昨年はハーツクライアドマイヤビッグの重賞勝ち馬を輩出した他人血統馬。 今年もこういったSS牡馬の取捨で、勝負が決まりそうです。

    ダービー出走馬2頭を輩出した他人血統馬。いずれもSS産駒でした。やはりSSは奪い取る価値がありますね。

    アウトオブサイト(シスターソノ02) ()山本
    指名厩舎 オカピーファルコン厩舎 5位指名
    つながり トップカン厩舎 半姉のブライアンズソノ
    前評判 いきなりだが、上が未出走なので他人血統としていいのかどうか迷いましたが・・・事務的処理でこの項に入れてみました。 ロジータ一族に思い入れのあるオカピー氏なので他人血統という意識はないでしょうが。 で、当馬の評判はというと・・・ノースヒルズでソコソコ良い評価をされている、といったところでしょうか。
    結果 2勝。合格点を与えられる活躍ですね。ただ、やはりというか、この血統の宿命というか、どうしても活躍の場がダートですね。3歳春までのPOG期間中、ダート馬が稼げるパイは極端に小さいので、ダート馬を敬遠する傾向があるのもわかるような期がします。
    ローゼンクロイツ ()橋口
    指名厩舎 バブ厩舎 2位指名
    つながり 明王厩舎 全姉のローズバド
    前評判 安定勢力のローザネイ一族ですから。 で、いつものSS産駒+橋口厩舎、間違いないでしょう。 しかも今年の橋口厩舎、始動をいつもより早めてクラシックをより強く意識していくそうで。 頼もしい限りです。
    結果 思惑通り、重賞制覇!橋口さまさまでございます。トライアル血統と言われそうですが、POGはクラシックを勝つのが目的でなく、ポイントを稼ぐのが目的。その手段として、こういった安定勢力を指名するのは正統な戦略だと思ってます。
    メガトンカフェ(バレークイーン02) (美)小島太
    指名厩舎 バブ厩舎 3位指名
    つながり 明王厩舎 全兄のボーンキングなど
    前評判 今年はカフェ+小島太となった母バレークイーン。 師のラッパかどうか定かではありませんが、「ノーザンFでトップ評価」 なんて声も聞かれました。 普通に育っていれば、普通に活躍してくれると信じています。
    結果 いやー、やはり小島太のラッパでしたか。1勝止まり。デビュー勝ちしたときは府中2,400mを意識したものでしたが。しかし、小島太は難しいですね。よく吹くし、その通りに活躍してしまう馬もたまーに出るので。去年は2歳G1で共に2着に入りましたし。
    ブレーヴハート (美)加藤征
    指名厩舎 バブ厩舎 5位指名
    つながり トップカン厩舎 全兄のレゴラス
    前評判 母カーリングはローエングリンを輩出しているのですから、ポテンシャルは相当高いと思うのですが。 今年は始動も早そうですし、加藤征師もさすがに2年連続はコケられないでしょう。 ただ、馬主が吉田照哉氏というのが気になります。 他人に売るのがもったいないほどの馬、だったらいいのですが、他人には売れない程度の馬、だったらちょっと心配。
    結果 ダービーに出たので、ヨシとしましょう。ただ、やはり晩成なのでしょうか。まだまだ伸びしろが残っている印象です。ここらへんが血統なのか、加藤征の方針なのか。後者でしたら、厩舎ファクターとしてマイナスの印象になってしまうところ。
    プリンセスゴールド 牝 ()池江郎
    指名厩舎 バブ厩舎 8位指名
    つながり 北京の種馬(現 台北の種馬)厩舎 全兄のステイゴールドなど
    前評判 母ゴールデンサッシュは毎年そこそこ話題になりますが、ステイゴールド以来パッとしないのも事実。 荒い気性がネックになっていたのでしょうか。 今年は産地馬体検査を受け、入厩間近という話でしたから育成は順調だったのでしょう。
    結果 早いだけで飛びつきましたが、結局はデビュー勝ちの1勝だけ。母ゴールデンサッシュはなんなんでしょうか? ステイゴールドの幻影に騙されているだけ? 指名するには、相当の覚悟が必要のようです。



  3. 自分血統でハズシか?
    POGの醍醐味と言えば、やっぱ、自分の思い入れのある馬(血統)を応援することですよね。

    ディープインパクトが皐月賞・ダービー制覇!!! スポーツ界を揺るがすスターホースの出現です。

    ボールドサイレンス ()橋口
    指名厩舎 オカピーファルコン厩舎 1位指名
    つながり 全兄のスウィフトカレント
    前評判 去年の母ホワイトウォーターアフェアは森厩舎でしたが、今年は橋口厩舎。 巷ではそれをプラスととらえる向きが多いですし、事実、橋口師からも 「社台の一番馬でしょ」 なんて威勢のいい声も聞かれますし。 クラブ馬価格も去年の1.5倍、普通にいけばクラシック路線に顔を出せる器でしょう。
    結果 このプロフィールで未勝利でしたか。さすが、イケてない馬No.1候補(^^;。橋口もなんだかんだ言って、はずれも多いようですね。
    ピサノグラフ(シンコウラブリイ02) 牝 (美)藤澤和
    指名厩舎 オカピーファルコン厩舎 4位指名
    つながり 半姉のレディミューズなど
    前評判 この一族はまず、藤澤和に入れるかどうかで苦労しますから。 そういった意味では、まずは第一関門突破。 ただ、馬主がピサノの市川氏というのをどうとらえるか。 最近、ピサノ+藤澤和が増えてますが、今年はいつになく多いような感じ。 馬房的に回るのでしょうか。 馬自体の評判は良さそうです。
    結果 不振の藤澤和でしたが、この馬は2勝。オークストライアルでもあわやの4着でしたし、潜在能力的にはかなりのものを秘めているのでは。やはり藤澤和がネックでしたか。とはいえ、それ以外の厩舎では根本的に活躍が期待できそうもない。取捨の判断が難しいですね。
    ビッグプラネット(ロンドンブリッジ02) ()南井
    指名厩舎 オカピーファルコン厩舎 7位指名
    つながり 半姉のダイワエルシエーロ
    前評判 前年のオークス馬の下ですから。 お世話になった人は指名しておいてもバチは当たらないでしょう。 ただ、当馬の噂はあまり聞きませんでした。 厩舎が松田国→南井になったからか、父がSS→BTになったからか。 プロフィール的にスケールダウン感は否めませんが、母の底力に期待しましょう。
    結果 いやー、これこそが「自分血統」の醍醐味。情報がほとんどない中での指名でしたが、見事に重賞制覇! 母のロンドンブリッジは底力がありますね。
    ランバリヨン ()松田国
    指名厩舎 オカピーファルコン厩舎 9位指名
    つながり 全姉のマリアヴァレリア
    前評判 いつも話題には上がる母ラスティックベル。 フサイチエアデール以降、ぱっとしませんが・・・。 松田国に入り続けていることも、人気の要因かもしれません。 今年もそういう観点ではそこそこ話題になってましたが。
    結果 結局未勝利。札幌デビューして2戦してそのまま休養ですから、記憶が定かでない人も多いことでしょう。
    ディープインパクト ()池江郎
    指名厩舎 オギキセキ厩舎 5位指名
    つながり 全兄のブラックタイド
    前評判 去年のほとんど同じですね。 セレクトセール出身、金子真人氏、池江郎厩舎、産地馬体検査済。 違うのは、人気度だけでしょうか。 今年はまだ小柄らしいということと、さすがに2年連続はないとの読みか、去年ほどヒートアップした争奪戦はなかったようで。
    結果 この馬が5位指名とは。1年前、みんな何やってんだ!って怒りたくなります。自分血統でオギキセキ氏が順当に指名したとは言え、やはりプロフィールを見れば誰もが指名できた馬。3位あたりで強奪して喜ぶ、なんてのがPOG的に一番盛り上がったシナリオだったのでしょう。とにもかくにも、おめでとう>オギキセキ
    サムライハート(エアグルーヴ02) ()伊藤雄
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 1位指名
    つながり 全姉のアドマイヤグルーヴなど
    前評判 全姉があれだけ活躍しましたから、今年も有力でしょう。 厩舎も、母を管理していた名伯楽ですし、間違いないのでは。 ←と、ここまでは去年と同じ。 今年はさらに、「待望の牡馬」 ということが最大のウリ。 人気では1, 2を争っていたことでしょう。
    結果 骨折して1勝止まり。運がなかったですね。恐らく種牡馬になるでしょうから、その産駒を指名してうっぷんを晴らしましょう。
    プリンセスグレース(グレースアドマイヤ02) 牝 ()音無
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 2位指名
    つながり 全兄のリンカーンなど
    前評判 全兄があれだけ活躍しましたから、今年も有力でしょう。 厩舎も、兄を管理していたトコロですし、間違いないのでは。 ←と、ここまでは去年と同じ。 今年はちょっと小柄のようで、じっくりいくとの話もありましたが・・・まぁ、オークス向きの血統ですから、デビューが遅くなっても十分に間に合うでしょう。
    結果 デビューが遅いのは想定の範囲内。未勝利で終わるのは想定外(ダービー最終週での勝利なので、我々のルールでは1勝扱いでしたが、ダービーまでとなると未勝利)。もしかして、デビューが遅くなった理由の中に、競走能力へ影響するアクシデントがあったのでは? と邪推してしまうほど、不思議な結果となりました。
    ラパルースベイ ()松田国
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 3位指名
    つながり 全兄の*クロフネ
    前評判 今年は待望の全弟となりました。 しかし、社台もすごいですね。 *クロフネが活躍したから、母も父も購入してしまうのですから。 当馬の評判はというと、ちょっと気性が荒いという話も聞きますが、ノーザンFではトップクラスの評価をされているようです。 ダート馬かもしれませんが、それでも稼いでくれるでしょう。
    結果 ダート馬でした。芝で結果が出ず、ダート未勝利戦で圧勝。そのままダート路線を突っ走ると思ったら、休養しちゃいました。こういった血統は扱いが難しい!
    レットバトラー ()瀬戸口
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 4位指名
    つながり 全兄のダイワメジャーなど
    前評判 おなじみの母スカーレットブーケ。 いつの間にかクラシック馬の下となってしまいました。 今年は去年に比べて順調なようですし、安定勢力でしょう。
    結果 2勝したので、OKですね。元々、このレベルが母スカーレットブーケだったはず。そういった意味で、中位〜下位で指名しておく定番となりそうです。
    ヤマニンアリエル(ヤマニンパラダイス02) 牝 ()浅見
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 5位指名
    つながり 全兄のヤマニンセラフィムなど
    前評判 毎年恒例になりつつある母ヤマニンパラダイス。 大評判というわけではなく、逆に不安要素も流れてないので、好きな人が中位で取れる馬という血統になりつつあります。 (←去年と同じコメント)
    結果 1勝でしたが、オークスに抽選出走。オーナー孝行の馬ですね。一時の勢いが落ちてきた印象の母ヤマニンパラダイスですが、見限ると活躍するのが世の常、取捨が難しい。
    ツルマルフェロー(ツルマルガール02) ()橋口
    指名厩舎 台北の種馬厩舎 8位指名
    つながり 半兄のツルマルボーイなど
    前評判 こちらもいつの間にやらG1馬の下となってしまいました。 父がダンス→バブルに替わってスケールダウンしたというか、橋口色的には薄まったというか、まぁ決してプラスとは言えない状況ですが、当馬自体は師からも高い評価を受けていますし、間違いないところでしょう。
    結果 バブル産駒で2勝させるのですから。さすが橋口、さすがツルマルガール、ってところですね。この指名順位でこの結果ですから、合格ライン突破。
    エアサバス(アイドリームドアドリーム02) (美)藤澤和
    指名厩舎 バブ厩舎 1位指名
    つながり 全兄のエアシャカールなど
    前評判 今年は藤澤和となった母アイドリームドアドリーム。 マイナスなわけはありません。 むしろ社台一番馬という評価もありますし(←こういうのって、関係者が10人いれば10頭出現しているような気がしますが)、スケールアップしたととらえるべき。 当然ドラ1で消える器でしょう。
    結果 1勝、ですか。藤澤和不振の象徴とも言えるのがこの馬。かなりがっかりです。デビュー勝ちしたときは、今度こそ2冠と思いましたが・・・。かなりがっかりです。
    ニューヨークカフェ(サトルチェンジ02) (美)小島太
    指名厩舎 バブ厩舎 4位指名
    つながり 半姉のサトルスマイル
    前評判 今年は牡馬に出た母サトルチェンジ。 セールを経てないとはいえ、カフェ+小島太軍団に入りましたから。 晩成気味の血統ですが、札幌〜秋デビューという情報もありますし、今年はやってくれるでしょう。
    結果 2勝したので、ヨシとしましょう。とは言え、やはり美浦は一枚割引なのかな? 有力厩舎と言われた藤澤和と小島太でこんな結果ですから。POGは栗東所属、この流れはまだ続きそうです。
    *エイシンヴァイデン ()瀬戸口
    指名厩舎 バブ厩舎 6位指名
    つながり 母の*バーモントガール
    前評判 超即戦力のようです。 開幕週にデビュー予定で、坂路でも好時計を連発。 同じレースには武豊騎乗のライバル馬がいるようですが、早い時期に1勝をあげれくることには変わりないでしょう。
    結果 これだけ思惑通りの結果を出してくれるとは、万々歳です。デビュー勝ち、オープン特別2勝。重賞で1番人気に2回もなりましたが、勝ちきれないのはこの血統の限界なのか。まぁ、この順位でこの結果、本当に大満足です!
    サクセスビスケット(アワーミスレッグス02) 牝 ()山内
    指名厩舎 バブ厩舎 7位指名
    つながり 全姉のサクセスビューティ
    前評判 活躍馬の全妹ですから。 そこそこ話題にはなるでしょう。 ただ、最近、勢いが落ちつつある山内厩舎。 昔は山内だからってむやみに指名していたものですが、最近は冷静になって吟味できるような風潮になってきたようです。
    結果 結局未勝利。こういった義理指名のほとんどがハズレを引くのがPOG。撒き餌だと思ってあきらめます。
    ペールギュント ()橋口
    指名厩舎 トップカン厩舎 5位指名
    つながり 母のツィンクルブライドなど
    前評判 今年はSS牡馬が大挙して入厩する橋口。 しかも当馬はすでに入厩済、小倉デビューも噂される超大物。 順調に行けばクラシックまで期待が持てる一頭になることでしょう。
    結果 重賞2勝、文句なしの成績です。クラシックには縁がありませんでしたが、まぁそれでもヨシとしましょう。とは言え、POG期間内のG1で2度も1番人気を裏切る馬は、そうそういないような気がします。物足りなさを感じる人は、その辺がネックなのでしょう。しかし、指名されている側としては、それは贅沢な悩みというものです。



ドラフト実録!

このコーナーは2004/6/12(土)に行われたドラフト(第1回、10頭/1人) の様子を再現したものです。




  1. ハンドルネーム変更のお知らせ


  2. 緊張の1位指名 〜競合は?〜
    まずは、バブから見た各人の指名予想を...

    このようにサムライハート(エアグルーヴ02)あたりが重複しそうな気がしましたが・・・。

    投票&開票
    投票結果は、 うぉ、グッドネイバーで競合ですか。 それ以外は順当だったようで。

    クジ
    アタリを引き当てたのはオギキセキ氏! トップカン氏、クジに当たったためしがないようで・・・。 しかし、このクジ運は単なる序章に過ぎないことが後になって判明します・・・。 で、トップカン氏のハズレ1位はサンデープラチナム(ジャウンティング02)。 大人気の藤澤和ですから、こちらも上位で消えておかしくない一頭です。

  3. またまた競合か、2位指名 〜まだまだ有力SS産駒は残っているぞ〜
    レースパイロットで競合! 今度もオギキセキ氏が絡み、相手はオカピーファルコン氏。 まぁダービー馬の下で、SS牝馬のトップクラスですから。 仕方ないところでしょう。 で、クジの結果は・・・オギキセキ氏 2連勝!! 強い!! オカピーファルコン氏は数年前のドラフトを思い出したようで、「プライムステージになったらヤダな・・・」 (SS初年度、オギキセキ氏とオカピーファルコン氏が1位競合、結果オギキセキ氏の勝利。 ご存知のように競走成績も良かった、という過去の因縁あり・・・) という言葉に重みがありました。
    その他のトピックスとしては、私バブがローゼンクロイツを獲ったことに 「もっと下の順位で良かったんじゃないの?」 という声が挙がりました。 いやー、今年は橋口祭りになると読んで、無理してこの順位にしたのですが。 この次のことを考えると、ちょっとドラフト戦略に失敗したようです。

  4. 競合ありありの3位指名 〜恐るべし、オギキセキ〜
    アドマイヤコング(カタリスト02)でまたま競合発生! 今度もまたまたオギキセキ氏が絡み、相手は私バブ。 いやー、競合しちゃいましたか。 あまり評判に挙がってないのでサクっと獲れると思ってましたが。 かくいう私も、3位にするかちょっと迷ってました。 もっと下で獲れるんじゃないのかとか、この母の繁殖成績がちょっと疑問だとか。 ただ、ミニ情報として・・・ドラフト当日の3歳500万下戦で全姉ヒカルドウキセイが2勝目をあげてます。 私バブはそれを見て、3位指名をゆるぎないものとしたのですが・・・結果的には、もう一つ順位を上げておくべきでしたね。 あ、肝心のクジ結果ですが、お察しの通りオギキセキ氏 3連勝!!! 強い!!! 唖然としてしまうくらいです。 途方に暮れた私バブのハズレ3位指名は、メガトンカフェ(バレークイーン02)にしました。 てっきりオギキセキ氏が2〜3位で指名すると思ってたので一時は指名を見合わせようと思ってましたが・・・クジ3連勝のジェラシーもあり、強奪しました(^^;。
    それ以外のトピックスとしては、初のSS以外となるラパルースベイを台北の種馬氏が指名したこと。 とは言っても、全兄が*クロフネですから。 超良血には変わりありません。

  5. まだまだ競合あり?の4位指名 〜まだまだSS祭りは続く〜
    やはりというか、SS根こそぎ獲っていく大会となってきました。 さすがに競合はなかったですが、全員がSS産駒。 そんな中、オカピーファルコン氏が2, 3, 4位と藤澤和づくし(レイズユアドリーム(エアザイオン02)マチカネキララ(ケイウーマン02)ピサノグラフ(シンコウラブリイ02)を敢行しました。 当たり外れが大きい藤澤和ですが、分母を増やせば当たる確率は増えるもの(かな?)。

  6. SS祭りが続く5位指名 〜あの馬が出てないのなら・・・〜
    いやー、まだまだ有力SS産駒が残っています。 事前の予想ではトップカン氏が上位で持っていくと思っていたブレーヴハートペールギュントです。 同氏がいらないのなら・・・という考えで、私バブはブレーヴハートをいただきました(^^;。 と思ったら、やはりというか、トップカン氏もペールギュントに来ました。 いやいや、もっと上位でいってくださいよ。 ドラフト戦略が狂ってしまいます(^^;。
    その他のトピックスとしては・・・ここまで触れていなかった台北の種馬氏はと言うと・・・そう、相変わらず自分血統漁りに精を出しているようです。 しかも順当な線を。 これで結果を残せているのですから、ある意味、最もPOGを楽しめているのは台北の種馬氏かもしれません。

  7. またまた競合発生6位指名 〜即戦力が欲しくなってくる順位です〜
    この順位で競合発生! マル外の超即戦力、*エイシンヴァイデンです。 今度もまたまたまたオギキセキ氏が絡み、相手はまた私バブ。 今回2回目の対決です。 いやー、個人的には、即戦力というよりは母が元PO馬の*バーモントガールだったということで指名したのですが・・・。 他にも目をつけていた人はいるのですね。 くじ結果は・・・私バブの勝利! オギキセキ氏4連勝ならず!!!! ネタ的には4連勝したほうが良かったのでしょうが、さすがに思い入れの違い(?)で神様は振り向かなかったようです。 しかし、マル外の母を過去に指名したことがあるって・・・ちょっとすごい事だと思いませんか? って、後になって思いつきました。

  8. ドラフト終了!
    7位以降の主なトピックスとしては・・・*マイネルラヴ産駒のマイネルエザットを、トップカン氏が持っていったこと。 いやー、ラヴにお世話になった身として1頭は指名しておこうと思い、最有力候補としてリストアップしていましたが・・・ドラフトがそこそこ順調だったため、そこまで枠を回せませんでした。
    それから、カフェ+小島太コンビのエトワールカフェ(ラスメニナス02)をオギキセキ氏が持っていきました。 このコンビのSS牡馬は今年、3頭いるのですが、残りの2頭は私バブが指名しています(^^;。 個人的に、エトワールカフェ(ラスメニナス02)だけはいらないと思っていたので、この馬だけが走ったら・・・超ショックです・・・。
    台北の種馬氏は相変わらずダンスインザダーク産駒を獲ってますね。 第2のザッツザプレンティは出現するのでしょうか? それから、ツルマルボーイの下ということで、バブルガムフェロー産駒にもかかわらずツルマルフェロー(ツルマルガール02)も指名、と。 私バブも、今年のバブル産駒はコレと思ってましたが、こちらも枠を回せませんでした。 フサイチソニック産駒のナムラアタック(ラブリーナムラ02)も指名ですか。 期間内に1勝でもしたら、快挙でしょう!!!
    オカピーファルコン氏はオークス馬ダイワエルシエーロの下となるビッグプラネット(ロンドンブリッジ02)をようやく指名。 なんだか地雷の匂いがプンプンしますが、あれだけお世話になったのだから指名しておくべきでしょう。(^^;

    最後に、各自で採点してもらい、コメントも頂きました。 色々な想いが交錯したこの馬たちと共に、1年間、歩んでいきます。

    厩舎 自己採点 コメント

    オカピーファルコン 90点 レースパイロットが獲れなかったため、-10点。

    オギキセキ 80点 クジ3連勝できたが、逆に獲りたい馬が獲れなかった。 マチカネキララ(ケイウーマン02)などなど・・・。

    台北の種馬 100点 予定通り。

    バブ 90点 アドマイヤコング(カタリスト02)の競合負けで-10点。 負けたのも痛いが、ドラフト戦略をミスしたということが痛い。しかし、関東馬が半分の5頭、特に小島太が3頭というのはやり過ぎか?

    トップカン 60点 グッドネイバーの抽選負けが痛かったり、ブレーヴハートも欲しかったりしますが、何と言っても昨年の惨敗のことがあり、強気になれないです・・・。